朝鍋鷲ヶ山~毛無山 花の道を歩く、その5、ブナの道
花が次から次へと出てくるので、なかなか前に進めません。
私と同じで花の撮影のお好きなKさんは、キクザキイチゲが出てくるたびに律儀に撮影されている様子・・・。
私も負けじとばかり、いちいち立ち止まって撮影です(^_^;
キクザキイチゲが一輪咲いている階段の上のほうをKさんが登られていたので、急いでシャッターを切ります。
今回は前を歩いてくださったKさんにはモデル料を差し上げないといけないぐらい、本人の知らない間にモデルになっていただきました(^_^;
シハイスミレがこれだけ群生していたら、見過ごして通るわけにはいきません。
色がスミレとよく似ていたので、何も思わず通り過ぎていたら、Kさんに「これは?」と尋ねられて、初めてトキワイカリソウが咲いているのに気づきました。
まだ咲き始めで、草丈が10センチほどしかなくて、スミレと同じぐらいの大きさなのです。
3年前にはこの道ではイカリソウを見た記憶がないので、今年は3年前より花が咲き進んでいるということですね。
辺りはいつの間にかブナの道になっていて、歩いているだけで気持ち良いことこのうえなしです。
私の後ろを歩かれているRさんは後ろを振り返って先ほど歩いてきた朝鍋鷲ヶ山のほうをご覧になっています。
見えている鉄塔が山頂直下にあった鉄塔ですが、何ともなだらかな山頂です。
何かちょっと変だなと思ったら、6弁のミヤマカタバミでした。
森林公園でも見ましたが、私はやっぱり山を登っているときに見るのがいちばんですね。
この前まで雪に覆われていたので湿り気たっぷりということでしょうね。
惚れ惚れします。
後ろを振り返ると、最後尾でRさんのご主人が花を撮影されています。
いつもは花よりも歩き重視のご主人ですが、今日は花を撮影する人間が3人もいると、さすがに・・・・。
毛無山のほうからオレンジ色のウエアを着たトレランの方が走って行かれました。
皆で、「あれはしんどいでしょうね」と言いながら見送ります。
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