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2013-05-11

朝鍋鷲ヶ山~毛無山 花の道を歩く、その7、ウスギヨウラク

稜線から200m以上も下ってしまったので、同じだけ登り返さなければなりませんが、皆さんが「良いトレーニングになるよ」と言ってくださったので、ちょっと気が楽になりました。

山歩きで道を大幅に外すというのは久々の大失敗でした。たいていは早めに気づくものですが、このときはブナと花に浮かれてしまっていたのかも?それに3年前に歩いたときに、間違えるようなところは一か所もなかったという思い込みがあったのが油断の元でした。

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時間のロスをしてしまったという焦りで、言葉少なにせっせと登っていると、頭上にウスギヨウラクが見えています。

ラッキー…これを見られただけでも、丸っきり無駄ではなかったですね。

オオイワカガミとウスギヨウラクのおかげで、気分も少しましになりました。

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新緑の山が綺麗に見渡せた場所まで登ってきました。

結局、間違えて下ったのは標高差にして200m近くあったでしょうか。

下って登りかえすわけですから、往復で小一時間のロスですね。

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11時57分、分岐のところまで登り返してきました。

間違えて下る前には10時56分にここを通過していますから、ちょうど1時間のロスでした(^_^;

お昼でもあり、余分な200mを登ったので、ここで短いお昼休憩にしました。

私はおむすび一個を食べ、他の方も、何かしらお腹に入れます。

食べていたら、金ヶ谷山の山頂でお会いしたご夫婦が、早くもUターンして毛無山に向かって歩いてこられました。

あまりの速さにびっくりしましたが、向こうもこちらがこんなところでまだいるのに驚いたことでしょうね(^_^;

食べている間に、少し日が翳ってきたので、カタクリが閉じたらどうしよう?と少し心配になりました。

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件の分岐に立つRさん・・・・(^_^;

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12時10分、今度こそ間違いなく縦走路を下ります。

P5052812振り返ると歩いてきた金ヶ谷山が見えます。

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真っ白なタムシバの花が青空に綺麗です。

3年前もこの辺りでタムシバを見たような?

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道は登ったり下ったりしながら白馬山を目指しますが、この間が結構長かったと3年前も思いました。

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やがて、登山道の左側つまり南側にダム湖が見えだしました。土用ダムです。

しばらくはこのダムを見ながら歩きます。

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木の股に座りたくなるような枝ぶりのブナがありました。

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この縦走路はほんとに花が多いのですが、この区間だけはあまり花がなくて、こんなシハイスミレに癒されながら歩きます。

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この辺りが最低鞍部と思われます。

花はちょっと少ないですが、素晴らしいブナ林でしょう?

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Kさんが何やら撮影されていると思ったら、なんとカタクリでした。

3年前には白馬山から手前ではカタクリは見ていません。

この3年間で、少し離れた場所にも咲くようになったんですね。

少しでしたが、とびっきり綺麗な花で、カタクリの花が見られたことに安堵しました。

私のミスのせいでカタクリが閉じてしまっていたらと、少々危惧していたので、これは嬉しかったですね。

いつの間にか青空も復活していて、この分なら白馬山のカタクリも開いていることでしょう。

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ブナの枝越しに見える大山も朝とほぼ変わらない鮮明な姿のままです。

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白馬山への登りは結構長い登りです。

気温も上がっているようで、汗を拭きながらの登りとなりました。

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相変わらずのブナ林を登ります。

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こんな看板が立っています。

ここから土用ダムまでは近そうですが、中国電力の敷地内なので通り抜けを禁止する旨が書かれています。

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13時43分、長かった登りを登り終えて、やっとこさ、白馬山頂に着きました。

コメント

長~い縦走の終盤へ~カタクリの咲く山頂までまだ~ですね~!

ず~と読んでると、花咲く道を登る様子や周りの景色や撮影の様子など、良く判りますね~小説を読んでるようです!・・楽しいですね!特に同行された人を知ってるので、特徴が出て・・最後に下山後の娘さんにお逢いするまでがどうなるのかしらねぇ~!

え~ちゃん、こんばんは。

え~ちゃんが関西の山に登られている間に、私たちは近場で岡山の山でした。
でも、縦走するとなると配車などの関係でなかなか大変です。
今回も良くご一緒している方たちばかりで、楽しく歩けましたよ。Rさんご主人も花の写真を撮られてましたよ。

長いコースですが、花はもちろん、ブナの道が続き、大山が終始見えているので、素晴らしいコースです。
毎年は無理ですが、たまには歩きたくなりますね。

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