雨の東赤石～西赤石縦走、その５、赤石山荘へ
トラバース道を西から東へと歩くことは多いですが、東から西へと歩くことは私としては私としては珍しいことでした、トラバース道沿いには、もう少しするとオトメシャジンやコオニユリなどが咲いて、楽しい場所ですが、それらの花にはまだちょっと早いようです。
それでも、黄色の鮮やかなイワキンバイが咲いていて目を楽しませてくれました。
何か、小さなピンクが見えると思ったら、ユキワリソウの終盤の姿でした。
ユキワリソウは八巻山付近の岩場や、三角点付近に多いのですが、6月初めの石立山で綺麗な株を見ているので、もう充分です。
シライトソウの初々しい株もかなり咲いているのですが、雨の中なので、たくさん咲いている花はしゃがみこんでまで撮影する気になれなくて、あまり撮影していません。
トラバース道からは、南側の眺めが良いのですが、そっれまで周囲はすべてガスの中だったのが、ガスが少し上がり始めました。
これは、昼から晴れるという予報が当たったのかも？？ちょっと期待を持てそうです。
山頂ではまだ咲いてなかったウバタケニンジンが、トラバース道沿いでは開花株が見られました。
絶滅危惧種ですが、東赤石の岩場では多く咲きます。
このショウマは？？
確か、去年もみているはず・・・・。
東赤石にはショウマの仲間が多くて、見分けるのも大変です。
自宅に帰って、自分のブログを見て思い出しました、ヒメアカショウマのようです。
行く手に見える山もガスが少し取れてきました。
この山、コマドリ山と言うのかな？
トラバース道沿いにもタカネバラが咲いていて、その向こうに橄欖岩も見えています。
その上を見上げれば、かすかに八巻山の姿が見えます。
雨で岩場が滑りやすくて危険なので、この日は歩きませんでしたが、本来の縦走ではあそこを歩いているはずでした。
タカネバラのピンクの向こうに分岐を示す道標が見えてきました。
ここまでくれば、山荘までは5分もかかりません。
11時3分に分岐を通過しました。この分岐から南に下れば、沢伝いに瀬場へと下れます。
赤石山荘に着いたのは11時5分でした。
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