初秋の高知花散策、その2、ノアズキとヤブツルアズキ
季節が秋に変わり始める頃から、マメ科の花が多くなってきます。
昨日の高知では、早速、3種類のマメ科の花が見られました。
まずはよく似た2種類のマメ科の花です。
野草散策をある程度されている人ならお分かりだと思いますが、このとても良く似た黄色いマメ科の花2種はノアズキとヤブツルアズキです。
実は長い間散策をしていますが、ノアズキとヤブツルアズキを同じ日に見たのは初めてのことでした。
向かって左の花がヤブツルアズキの花で、右の花がノアズキの花です。
今までにも別々にヤブツルアズキとノアズキの花は撮影していますが、今日ほど両者を見比べたことはありませんでした。
ぬかって左のヤブツルアズキの花は、毎年同じ場所に咲くのを撮影しているもので、これがどうしてヤブツルアズキだと分かったかと言えば、2年ほど前に豆果を確認したからです。
これが2年前に確認したヤブツルアズキの豆果です。
ノアズキの豆果はこれに対して広線形・・・つまりサヤエンドウのような豆果なのだそうです。
というわけで、この場所に自生するのはヤブツルアズキと最初から知っていたのです。
次に葉の形ですが、ヤブツルアズキでは3裂した葉が見られるということですが、何枚か葉の画像を撮った中に、ちゃんと3裂したものがありました。
次に葉の形ですが、小葉は卵型ですんなりとした形です。
次にノアズキの葉ですが、こちらは横に出っ張っていてひし形をしているようです。
タンキリマメとトキリマメも、葉の形で見分けがつくようになったのですが、ヤブツルアズキとノアズキも次回は葉で見分けられるような気がします。
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