青春18きっぷでいきあたりばったりの摩耶山、その5、茶店で一服
五本松のかくれ滝の横を登って行くと、視界に立派な堰堤が入ってきました。
ダムの堰堤のようですが、石積みのようでコンクリートの堰堤とは違い、味わいがあります。
綺麗なので撮影しておくことにしました。
歩いているときはわからなかったのですが、後で調べたところ、この堰堤は国の重要文化財なのだそうです。確かに一見しただけでも、ただものではないという雰囲気でした。1900年に作られたそうで詳しくはこちらをご覧ください。
堰堤横を登っていると、草むらの中でツリガネニンジンが咲いているのを見つけました。
でも、これ1株きりでした。四国の山ですと、ツリガネニンジンぐらいは群生しているように思うのですが・・・。
登りきったところもコンクリートではなく、石やレンガで出来ていて、重厚な雰囲気ですね。
目の前にはダム湖が広がっています。
このダム湖の水が神戸市民の大切な水源になっているそうです。
ダム湖のほとりをてくてくと歩いていると、シロヨメナがポツリと咲いていました。
そういえば、先ほどの山ガールのお二人はUターンされたようで、途中ですれ違いました。摩耶山まで行かれるのかと思ったらそうではないようです。
背中にしょったザックもそういえば小さめでした。
これもダム湖のほとりで咲いていたヤブタバコです。
こんな花が咲きだすと秋を実感しますね。
ダム湖を離れて、今度はこんな広い道を歩きます。
階段を登って行くと・・・・
いきなり車道のような道に出ました。
向こうからワンちゃんが二匹駆け寄ってきたので、ちょっと驚きましたが、一匹はお散歩中のおじさんのワンちゃんだったようです。そしてもう一匹は・・・・・
この茶店で買われているワンちゃんだったようです。お店の方が一生懸命ワンちゃんを呼んでいました。
ここまで来るのに、結構汗をかいてしまったので、何か冷たいものでも飲んでいこうかなと、お店に入ってみました。
お茶はコンビニで買ったのがありますが、買ってから1時間半ほど経っているので、もう冷えてはいないでしょうから・・・。
お店の方は、自販機が取り換え中で、冷たい飲み物が出ないのでと、コップに氷を入れてくださって、私が頼んだオレンジジュースを冷やしてくださいました。四国から来ていて、摩耶山まで登るつもりですと言うと、驚かれていました。そして、ここから先は休むところもありませんからとも仰ってました。休むところと言っても、お店の方が言っていたのは、茶店のような休憩所のことだったらしいです。でも、四国の山では茶店など、まずないので、休憩と言えば、道端に座ってお茶を飲むのが当たり前です・・・と内心思いましたが、もちろん、口には出しません(^_^;
結局、10分近く休憩させてもらって、お店を出たのが13時15分です。
茶店を出てすぐのところで、笹の中でヤブランが咲いていました。
ここでもミツバベンケイソウを見ました。
六甲山系にはミツバベンケイソウが普通に見られるのでしょうか。
道はこの先まだ少し、車道らしき道が続いていて、こんな立派な公衆トイレも建っていました。
神戸らしいハイカラなトイレですね。
道沿いの岩の前にはアキノタムラソウガ1株・・・・。
そして、赤とブルーの幕がかけられた祠が一対見えています。
道はどなたが掃かれるのか、綺麗に掃き清められていました。
祠のすぐ向こうにこの道標が立っていました。
天狗道を経て摩耶山まで3.6kmと書いてあります。
まだ距離は結構ありそうですね。
こんにちは。
思いついて、すぐに神戸に行かれるとは、いつもながらすごい行動力です。
以前、一時期神戸に住んでいましたが、このルートは歩いたことはありませんでした。
もっともその頃は、ゴルフに明け暮れていたので、ほかのことをする時間は全くありませんでしたけどね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2013-09-20 08:24
多摩NTの住人様、こんばんは。
このときは、電車にただ乗っていれば、神戸には着くので、大した行動力でも
ないですよ。
神戸に住まわれていた時期があるのですね?
六甲のルートはかなりの数があるようで、私もあとから地図で見たのですが
すべてのルートは歩ききれないでしょうね。
せめて、メインの縦走路は一度ぐらい歩き通してみたいものですが・・・。
ゴルフは私はやらないので、わからないのですが、山歩きより面白いんでしょうか?
山歩きは総合的なスポーツで、結構奥が深くて面白いです。
投稿: keitann | 2013-09-20 21:58