10月中旬の散策から、コウヤボウキ、ヤクシソウ
秋はキク科の花がずいぶん多いですが、秋本番となる頃に咲き始めるのがコウヤボウキやヤクシソウです。
ここ数年、コウヤボウキは里山で見ることが多かったのですが、このときは標高900m程度の場所で見ています。
まだ咲き始めたばかりだったようで、花が初々しくて綺麗ですね。
コウヤボウキは花ばかりではなく、花のない冬場の里山歩きのときにピンクの果実を見るのも楽しいものです。
讃岐の里山にはごく普通に見られる馴染み深い植物です。
そうはいっても、私もキノコ狩りなどで秋の山には子供のころから良く入っていたのに、コウヤボウキの花や果実に気づいたのは大人になってからです。
ヤクシソウも最近はどちらかというと里山で見ることが多かったのですが、今年は里山にほとんど行ってないので、今回は標高900mで見たのが今年の初見です。
里山だと、もっと遅く、10月末ごろに見ているのかもしれません。
ヤクシソウの花のところだけ、ちょうど陽射しが当たって、黄色く輝いていました。
どこにでもある珍しくはない花ですが、こんな姿を見ると美しいものですね。
↑シロヨメナとヤクシソウがツーショットで咲いていました。
シロヨメナは秋早くから咲いていますが、ヤクシソウは後から咲き始めてたまたまツーショットになったのでしょう。
↑こちらはその上にヤマハッカが加わって咲いています。
中央にはオカトラノオの咲き跡も見えていますが、オカトラノオだけは初夏の花です。
ヤクシソウ、ヤマハッカ、シロヨメナの3種類は里山でも良く見かける秋の花のセットですね。
春に比べるとどちらかというと地味目の花が多い秋の花ですが、この3種類が咲いているとなかなか華やかです。
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