014年散策始め、青い実、黒い実も
例年ですと、年明けにこれほど木の実が見られることはあまりないのですが、今年はまだまだ木の実が残ってますね~。
それでも、例年そろそろ見られても良いテイカカズラの綿毛が飛び出すのは見られませんでした。
歩いていると、何やらあまり見たことのない黒い実が頭上に見えました。
しばらく眺めて、葉の形なども確認します。葉はほぼ枯れているのですが、形からどうやらシオデらしいと判断しました。シオデは数年前に高知で一度初夏に見ています。
果実の実り方から花の咲き方が想像がつきますね。
シオデの花も一度見てみたいので、覚えていれば夏に来れば良いはずですが、その頃はアルプスに行ってて、なかなかこの辺りには足が向きませんね。
黒々とした実は、調べてみても食用になるとは書いていませんでした。
↑同じ黒っぽい実でもこちらはアオツヅラフジの実ですね。
中の種がアンモナイトの形をしています。
冬場にいつもきれいだな~と感心しながら見るのはジャノヒゲの果実です。
葉っぱが細いのでナガバジャノヒゲかもしれません。
タカネハンショウヅルの綿毛みたいな果実も新年いちばんの散策始めではもうすっかりおなじみです。
枯れた葉がまだツルにくっついています。
↑スイカズラのツヤツヤとした黒い実も綺麗ですね。
よく見ますが、案外撮影しそびれるんです。
ヒヨドリジョウゴの実もまだ残ってましたよ。
↑こちらは花芽ですが、ヤブツバキの花芽が赤く色づいています。
里山のヤブツバキだと、もう開花しているかもしれませんね。
↑実際、落花したヤブツバキの花も見られたのですが、生憎と木で咲いている花は見られませんでした。ツバキの花は野鳥などがついばんだりするらしいので、咲いても落とされるのかもしれませんね。
ヤブツバキの果実を見つけたので、一個拾って帰りました。実生で育ててみたいと思いますが、ヤブツバキの種は発芽しにくいと聞いています。ダメ元と思い、ポットに埋めてみます。
平野部で暮らしていると、雪の上を歩くことなどまずありませんが、山歩きのおかげで年に何度かは雪の上を歩きます。
年末に民家の屋根に積もった雪が、この暖かさで雪解け水を滴らせていました。
ほんとに暖かな年明けでした。
毎年のように途中で見かけるツララもこの日は見ず仕舞いです。
こんにちは。
シオデがこれだけ稔っているのは見たことがありません。
いつも刈られる場所に生えるので、実ができるのはわずかです。
アオツヅラフジの種子はアンモナイトの形なんですか。
それは良いことを伺いました。
今度、見つけたら確認します。
有り難うございました。
投稿: 多摩NTの住人 | 2014-01-07 08:15
多摩NTの住人様、こんばんは。
シオデって私もそれほど見ないので、実がなっているのは今回初めて見たような
気がします。
なので、これが良く実っているほうなのか、これが普通なのかよくわからなかった
のですが、これは良く実っているんですね。
今年はどの植物も実が豊作のような気がしました。
この場所はそれほど人の手が入る場所ではなさそうなので、来年も期待できますね。
アオツヅラフジの種子がアンモナイトに似ているのはご存じなかったですか?
植物好きの間ではかなり知られていると思っていました。
そういう私も10年ほど前にネットの植物好き知人に教わったような気がします。
今年でもまだ間に合うかも・・・。
ぜひ、ご確認なさってくださいね。
投稿: keitann | 2014-01-07 22:22