讃岐富士番外編、山条山へその3、急坂を下る
山頂でコーヒーを飲み、私にとっては子供のころから眺めている馴染み深い景色を存分に眺めたら、そろそろ下りに取り掛かります。
ちょっときょろきょろしたら、周回路と思われる下り道が見つかりました。すこしだけ迷ったのですが、やっぱり同じ道を下るのは面白くないので、周回路を下ることにしました。
ネット上から山条山周辺の地図をお借りして、歩いたコースを赤線で↓に記してみました。
方角的には山頂から真南に下ります。
↑地図を見てもらえればわかるように、山条山の山頂直下はどの方向も急斜面となっていますが、南側への下山路は登りに使ったコースよりも急になっています。
下り始めは14時53分です。
最初からロープ場の下りとなっていて、またロープを掴まないとちょっと下れないような急坂です。
↑のような貼り紙がありました。
このルートは高田神社と言う神社を経由するようです。
下っている途中に赤いトベラの実が目に入ったので、撮影します。
上を見上げるとこんな感じです。
お馴染み、ヤマコウバシの茶色い葉っぱ・・・・。
春まで木から落ちないので、最近は受験生のお守りとなっているそうです。
ヤマコウバシも最近は庭木として植えられるようです。
大きなアベマキの木が視界に入ってきました。
樹高10mは超えていると思います。南面ということで、陽射しが良く当たるので大きくなるんでしょうか。
5分ほど下ったところで、ようやくロープ場が終わり、普通の下りとなりました。
最近は赤テープのほうをよく見ますが、ここでは赤布が使われていました。
昔は今ほど赤布を見ませんでしたが、それでも赤布のほうが木にとっては優しいと思います。自然に還る素材でもありますし・・。
先ほど上から見たアベマキの大きな木を今度は見上げます。
空は青空で、気温は低めですが、晴れているので気持ち良いです。
↑鞍部まで下ってきたようで、ほぼ平坦な道が続きます。
ヤブでもなんでもなく、歩きやすい道でした。
ここでもコウヤボウキの綿毛を見ました。
ほんの少しだけ登り返しがあって、平坦な広場に出ました。
時刻は15時6分です。
広場にはイノシシの掘り返した跡のような感じもあります。
ここがどうやら154m小ピークのようで、広場の西側には祠がありました。
これが貼り紙にあった高田神社?
讃岐の里山には、こういう祠がほんとに多いです。
お賽銭は置きませんでしたが、お詣りはちゃんと済ませます。
祠の有った広場から東側の尾根筋には綺麗な道がついていました。
地元の方がちょくちょくお参りされてるのでしょう。
道をどんどん東へと歩いていきます。
途中、メジロが木にとまっていたので、撮影しますが、生憎と向こうを向いていて、顔が撮れませんでした。
歩いていくと、途中で分岐があって、下に下っている道と、そのまま尾根伝いに着いている道とに分かれました。
下るならもちろん左側の道ですが、このまま尾根伝いに少し歩いて様子見してみることにしました。
↑尾根伝いの道はこんな感じで、多少、草は生えていますが、歩きやすいです。
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