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2014-02-28

思わぬ雪道歩きの壇特山、その4、山頂へ

14時18分、一つ目のロープ場を登ります。

画像で見るよりは傾斜があるのと、足元が雪なので、滑らないように気を遣います。

ダブルストックを仕舞い込んで両手でロープを持って登ったほうが良かったのかもしれませんが、それも面倒だったので、右手にストック、左手はロープを持って登るので、ちょっと手間取りました。

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なんとかロープ場を登り切りました。

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↑ロープ場を登りきったところから下を見てみます。

なかなかの急斜面ですよね。

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道沿いには何ツツジかわからないけど、ツツジの葉っぱも見えて、天気は良いし、この調子なら山頂まで行けそうです。

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ヤマコウバシは2月下旬と言うのに、まだ茶色い葉っぱが木にたくさんくっついて、まさに受験生のお守りにはぴったりですね。

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この辺りになると、すっかり雪道になってきました。

そろそろ山頂かと思っていたけど、そう甘くはない様で、前方に見えているのが山頂方面みたいです。

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道沿いの樹木に何やら見覚えのある花芽が・・・・。

花芽が割と大きいのでダンコウバイかな?

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木に去年の葉っぱがまだくっついていたので、一枚取って形を見てみます。

三裂しているのでダンコウバイのようです。シロモジの葉も三裂しますが、標高500m程度ではシロモジは見かけないように思います。

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こちらはクロモジの花芽ですね。

そういえば春先に良く行く大麻山も壇特山と標高が同じぐらいですが、ダンコウバイやクロモジが多いです。

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雪の深さはとうとう20センチほどになってきました。

トレースがあるから良いものの、なかったらもっと時間がかかったことでしょう。

 

 

 

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14時35分、二度目のロープ場にかかりました。

二度目のほうは短いロープ場なので、すぐに通過できます。

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行く手には空も見え始めて、そろそろ山頂も近そうと思ったら・・・・・・・

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その1分後には山頂についていました。

山頂到着は14時43分でした。

コースタイム50分のところを丁度1時間かかったことになりますが、雪道だったので、少々オーバーするのは仕方ないですね。

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山頂には小屋はなく、小さな祠が祀られていました。

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三角点は三等三角点だそうです。

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五剣山が見えますが、ちょっと霞んでいます。

その向こうには高松の市街地やサンポートのタワーなども見えていますが、画像失敗です。

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北の方角には南川の集落らしきのや旧大川町の町並みらしきのが見えていますが、何分、土地勘があまりないので良くわかりません。

瀬戸内海に浮かんでいるのはもちろん小豆島ですね。

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東に延びた尾根方面は誰も歩いた跡はなかったですが、冬場の雪のない時であれば歩けそうな雰囲気でした。これが日下峠へと続いているわけです。

P2232641南方面は木立に邪魔されて、展望はありませんでした。

また西方面もほとんど見えなかったのですが、見えるとしたら女体山や矢筈山が見えたはずです。

展望を楽しんだ後は、雪のない場所を選び、遅いお昼そして食後のコーヒーをいただいました。

天気の良い日の山頂はほんとうに気持ち良いものです。

コメント

かなりディープな所まで幅広く活動していますね。
讃岐の山と言えどもやはり雪山はきついでしょうね。
オイラは里山に来て間もないときにボスと一緒にこの山に登りました。
何分車にも慣れていなかったので、幹線道路からでもかなり長い道のりを登山口まで行ったものだから具合が悪くなったんでしょう。
それでも雪が無い時期だったので調子良く頂上まで行ったと思います。
大分昔なので殆ど忘れていますが、オイラのションションの跡ももうとっくに消えていることでしょう。お天気が良ければ雪山も気持ちが良いでしょうね。
こちらの山の樹木や花の種類が良く分かって大いに参考になります。
ありがとう燦です。

燦様、こんばんは。

あらら、昨日ずいぶん久しぶりにコメントをさせてもらった時にも壇特山のことを
書こうかと思っていて、忘れてしまいました。
やはりそちらからだとアクセスが良いんでしょうね、とっくに登られてましたか。
標高500m程度の里山に登るのはやっぱり冬場が良いですね。
雪はちょっと歩きにくいけど、周囲が綺麗に見えるし、涼しいのでいいです。
ただ、滑りやすいので、土の上を歩くよりも足運びは慎重にしないとね。

東讃の山はこちらの山とは植生なども少し違うみたいです。
どちらかというと、徳島の大麻山に近いと思いましたよ。

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