エヒメアヤメのお花見で2座周回、その7、桜がお出迎え
下りは天気もすっかり回復して、それこそ鼻歌交じりのルンルン歩きです。
下り始めた途端に目に入ったのはイブキシモツケらしき花芽でした。
花が咲いていれば、可愛い白いコデマリみたいな花ですが、どうも私はイブキシモツケの花の時期にはもう少し高い山に登っているのか、この花には縁がなく、いつも花芽と秋~冬にかけての花の咲き跡しか見られないのですね。
すぐそばにも何やら見覚えのある葉っぱ・・・。
しばらく考えて、そうそうフユザンショウだったと、思い出しました。
道はきちんとジグザグを切った快適な道です。
おやまぁ、こんなところにウラシマさんが・・・・。
海に近い山ですから、こういうものも咲いてるんでしょうね。
香川の海辺の山にもウラシマソウは多いです。
神社がある山だからか、伐採されてないらしく、アベマキの20mはあろうかという大木を見かけました。こんな大きなアベマキを香川では見たことがありません。
それが一斉に芽吹きを初めて、見上げると新緑が眩しい・・・。
里山の芽吹きの季節到来ですね。
12時6分、早くも下の鳥居に到着です。
お堂から下り始めてわずか14分、垂直距離にして100mちょっとの下りでしょうか。
鳥居の向こう側には桜のピンクが華やかに出迎えてくれました。
石段を下りて振り返ると、PさんもRさんも撮影に夢中になっています。
裏側から登ったもので、ここで初めて、恵良城についての説明書きを読みました。
948年に築かれたとのことで、思ったより古い山城でした。
石段を下りると、舗装された道が通っていました。
道の上は桜色のじゅうたんで、これが綺麗でした。
2人とも、まだ頑張って撮影中ですね。
何とも気持ちの良いひと時でした。今から思えば、ここでもう一度コーヒータイムにしても良かったんですね。
桜の花の向こうには青い海・・・。
Pさんはまだ名残惜しそう・・・。
あらら、ここにもウラシマさんが・・・・。
ずいぶん立派な株でした。
道の法面にはキランソウが茎を伸ばしてのびのびと咲いていて、春が進んだことを知らせてくれます。
寒い間は咲いていても縮こまって咲いていますよね。
下ってきても、そこここにミツバツツジが顔を見せてくれました。
高縄山方面は山頂がまたまた曇っています。
午後になっても、高い山の天候は不安定なままなのかもしれません。
山の麓はミカン畑になっていました。
振り返ると、先ほど登った恵良山山頂付近に銅屋根の青い色が見えます。
あれは休憩したお堂の屋根でしょうね。
舗装された道をてくてく下っていたら、今度はピンクの鮮やかなオドリコソウを見つけました。
花が香川の山で見るのより大きくて、華やかです。
この少し前に岡山で娘とお花見をしたときにオドリコソウを見たものの、まだごく咲き初めだったので、ちゃんと咲いているのは今年初めてです。
3人とも大喜びでした。
道は片側は切り通しで、片側は竹やぶです。
オドリコソウは竹やぶの縁に群生しています。
今度はスミレが咲いています。
次々と何か咲いていて飽きません。
ひときわ色の濃いオドリコソウでした。
道沿いに50m以上オドリコソウが咲いていて、オドリコソウロードと言ってよいぐらいでした。
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