エヒメアヤメのお花見で2座周回、その4、鉄塔へ
腰折山の山頂付近にはホタルカズラが咲いていたようで、私が山頂に着いたときにはトップを歩いていたRさんは早くもホタルカズラを激写中でした。
ホタルカズラは香川の里山でもお馴染みの花で、これは瀬戸内沿いの山ではごく普通に見かけます。
私は荘内半島ですでに見ていたので、今季2度目です。
ホタルカズラを数分間撮影した後、さてこの後は?ということになりました。
Pさんは腰折山と並んで東側に見えていた恵良山にも登る気満々なのですが、問題はルートです。私も前日に国土地理院の二万五千図をプリントアウトしていたのですが、そちらには腰折山と恵良山を繋ぐルートは見当たりません。それぞれ別々に麓から登山路があるようです。
しかし、Pさんがコピーしてきてくださった某誌の地図には尾根伝いに二つの山を結ぶ道が記載されていて、これを歩こうということのようです。
その地図を眺めると、二つの山の間に四国電力の鉄塔があって、道は鉄塔を経由しているようです。鉄塔は腰折山山頂からは見えませんが、とりあえず鉄塔目指して歩けば良いみたいです。
↑山頂から眺める海です。
手前の木はちょうど今時分赤い芽を出すアカメガシワという木です。
これは強い木で我が家の庭にも勝手に生えてきた株があって、切っても切っても春になると出てきます。
こちらは山頂に映えていたミツバアケビですが花はまだ少し先のようでした。
普通のアケビも有りましたが、こちらは終盤のようでした。花の時期がずれるんですね。
さて、恵良山へと向かう道は腰折山山頂から北の方角に向かっている踏み跡のようです。
なぜかここからは私がトップを歩くことになりました(^_^;
雨の後なので、雨具の下でも着れば良いのですが、雨具もスパッツも車に置いてきてしまいました(^_^;どうせ、すでに少し濡れたので、五十歩百歩ですね。
腰折山の登りにあったような背の高いスズタケみたいなヤブっぽい場所も下って行きます。
道はどんどん下っているようで、時折、山桜も綺麗に咲いています。
笹に混じって、こんな綺麗なミツバツツジも見えてきて、雨も上がったようだし鼻歌が出てきそうな雰囲気・・・・。
ミツバツツジの綺麗さに3人でキャーキャー言いながら下ります。
目の前に恵良山(えりょうさん)が見えてきましたが、目指す鉄塔がなかなか見えません。
あまり下ると登り返しがきついしな~と心配です。と思っていたら、下りの道は終わって、尾根伝いに歩き始めた感じ・・・。
それでも、途中でシダに覆われた場所を歩くようなところもあって、濡れているのでちょっと怯みそうになりますが我慢して入ると何とか歩きやすい道が現われました。
そして、やっとこさで鉄塔が見えてきました。鉄塔まで行けばこっちのものです。とその時はそう思っていました(^_^;
画像がピンボケになってしまってアップできませんが、北の方角には綺麗な海や船もみえていました。地図を見ると浅海方面の海が見えていたようです。
芽吹きの色とミツバツツジが綺麗です。
ミツバツツジの道と思っていたら、今度は竹やぶも現れました。これは稜線の南側です。
道の駅で大きなタケノコを売っていたのはこの辺りで採れるタケノコだったのかも・・・・。
振り返ると先ほど登った越折山が見えていますが、岩場が目立ちますね。
今歩いている場所も岩場っぽい場所で、マンネングサの仲間が岩に着生していました。
香川の里山でも岩場などで結構見るのですが、花の時期にはあまり里山に登らなくなるので花はあまり見てないです。
10時35分、やっと鉄塔の下までやってきました。Pさんのコピーしてくださった地図には腰折山山頂から鉄塔までのコースタイムは15分となっているのですが、なんとその倍近くもかかっています。途中、シダのヤブで怯んだりしてルートファインディングを少々したからでしょうか。Rさんは「遭難したら恥ずかしい」なんて言ってますが、まぁ標高300mの里山で遭難するほうが難しいかも(^_^;どっちへ下っても里なんだし・・・・。
鉄塔のすぐそばには可愛いシュンランも咲いていました。
そういえば、香川の里山にはシュンランだけは多いですが、愛媛の里山にはシュンランはあまり多くないみたいでした。
鉄塔の真正面に目指す恵良山が見えていますが、問題はこの後のルートです。
鉄塔巡視路は南側の鉄塔へと下っていますが、踏み跡は腰折山と恵良山への鞍部へと下っているようです。Pさんのコピーしてくださった地図では恵良山の南斜面をトラバースするように道がついているのですが、さてこのまま鞍部へ下って良いものかどうか?
面白いですね~、ドキドキしながらレポ-ト読ませてもらってますが、こういうの楽しいわ~。
Rさんも随分面白い方ですね、遭難したら恥ずかしいっていうところでつい可笑しくなって笑ってしまいました。
Pさん、恵良山への地図コピ-して登る気まんまんのはずなのに、トップをkeitannさんに任せてしまって、ダメよ、こういうときは自分からトップを歩かなきゃね~。
たぶん、ヤブを歩きぬく自信がないもんで、keitannさんの後ろに回ったんだわ。
許してやってくだされ、よ-く言い聞かせて、ビシバシ鍛えてやりますんで。
鯛ご飯もわらびも、ごちになりました、おいしかったです。
投稿: Mで-す | 2014-04-12 17:29
Mさん、こんばんは。
ルートがはっきりしているところと違い、ルートがあるようなないような?という山は
自分の判断力が試されるので面白いですね。
いやいやこのときは、後のお2人が登る気満々だったので、私は「そうなんだ~」と思って
ついていったような塩梅でした。
Rさんは結構慎重派ですからね。危ない橋は渡りませんよ。
だけどその後、どうなんだろう?という踏み跡を奨励したのはRさんでした(^_^;
私はお二人の意向のままに歩いただけでした。
Pさん、ヤブ嫌いのはずだったのに、この前の赤星と言い、意外とその気があるのかも。
この日は「山登りするんやから」と最初から気合が入ってましたよ。
そのうちご夫婦でヤブ山専門になったりしてね(^_^;
鯛ごはん、良かったでしょ?
我が家も主人が食べました。
投稿: keitann | 2014-04-12 23:30