春まだ浅い赤星山へ、その3、山頂へ
シャクナゲ尾根を登っていると、それまでの暑さはどこへやら、尾根の北側を歩くところは吹く風が結構冷たいです。標高も1300を超えてきていると思われ、そのせいもあるでしょうね、
こんなものが視界に飛び込んできました。
そう、これはタムシバの花芽なのです。
以前カタクリを見に来たときに、この辺りでタムシバの花を見ていたことを思い出しました。
今が花芽で、5月初めは終盤ということは、見ごろは4月半ば?
確か、この辺りからはアケボノツツジも見えたはず。歩いていると、記憶が甦ってきます。
雪の上にこんな緑の見覚えのある葉っぱが見えています。
これは東赤石で毎年見ているホソバツルツゲですね。
北アルプスでも見たことがあります。
木々の間から、二ツ岳の格好の良い姿が見えてきました。
谷筋にはまだ雪が残ってますね。
シャクナゲ尾根の登りになってから、足元の雪が今までと様子が違います。
どうやら、これって、前日の霧氷が落ちてきた雪のようです。道理で砕けたような形をしているはずです。歩いていても、頭の上から霧氷の残りでしょうか、バラバラと落ちてきます。
何しろ前日はすごい霧氷だったようです。
赤星のシャクナゲはいつ来ても花芽があまりついてないですが、今年もやっぱり花芽が少ないようでした。それでも、たまに↑のように花芽がついた株もあります。
そうこうするうちに、お腹が空いてきました。考えたら早朝6時前に食べたきりなのです。
お腹が空くと、てきめんに足が上がらなくなるのですが、何とか我慢して登ります。トップを歩かれるMさんの姿はとうに見えなくなりました。
尾根の北側に回り込むと、こんなツララも見られます。
融けてないということは、日陰では気温も低めなんですね。
11時8分、赤星の祠に着きました。
ここを過ぎると、山頂ももうすぐです。
この辺りからはカタクリも咲くはずですが、この雪では芽も出ていません。
やっぱり、赤星のカタクリは4月末~5月上旬が見ごろということでしょう。今年は、雪が多かったので、開花も遅れるかもしれませんね。
11時16分、山頂着です。
3年ぶりかな?
今年の冬は里山にしか登ってなかったので、標高1400m越えの山に来たのは、秋以来でした。
Mさんご主人はとっくに到着されていたようです。
山頂からは二ツ岳や東赤石なども見えましたが、ちょっと霞がかかったような感じで、くっきりとは見えないのが残念でした。
Mさんが後ほど、山座同定の図を送ってくださったので、山の名前を少し書きこんで見ました。
うっかりと、カメラに望遠レンズをつけたままで撮影してしまい、山頂での展望画像をあまり撮ってないことに、後から気づきました(^_^;たぶんお腹が空いていて、食べることしか頭になかったんでしょうね(^_^;情けないですね。
瀬戸内海方面はもっと霞んでいたので、画像も撮っていませんが、一応、島なども見えてはいたんですよ。
この日のお昼はおにぎりとコンビニで調達したカップ味噌汁です。
暑くも寒くもなく、風もなくて、のんびり座っているとお昼寝したいほど気持ち良い時間・・。
こうして山仲間とのんびりと山で過ごす時間は、かけがえのない時間ですね。
食後はもちろん、コーヒーとデザートでした。
カタクリの時期は100人ほどもの人で賑わう山頂も、一ヵ月早ければ貸切状態で、静かな山が好きなものには堪りません。
お腹もいっぱいになって満足になったところで、11時59分、下山にかかりました。
こんにちは。
1枚目のの写真は、私は間違いなく「コブシ」と答えます。
タムシバは当地ではまだ見たことがありません。
虫歯も今はありません。
投稿: 多摩NTの住人 | 2014-04-03 08:04
多摩NTの住人様、こんばんは。
花芽を見る限りではコブシもタムシバも区別がつきませんね。
そういう私もコブシの花の季節には関東や東北の山に行ってないので
見てもわかるかどうか?
花の時期に、コブシは花の手前に葉が一枚見えると言います。
タムシバは花の時期には葉は見えません。
広島の福山付近の里山にそれは見事なタムシバの群生が見られます。
今日は岡山の山地の眺めを青春18きっぷ利用で車窓から楽しみましたが
ヤマザクラは見事の一言でしたが、タムシバが見られなかったのが残念です。
投稿: keitann | 2014-04-03 22:29