« シコクカッコソウ | メイン | 初めて見る裏寒風のアケボノ、その2、第一展望台へ »

2014-05-16

初めて見る裏寒風のアケボノ、その1、カスミザクラ

5月3日に東光森でアケボノツツジを十分堪能したはずでしたが、翌週11日に、今度は裏寒風でアケボノとほかの花も見ることになりました。

高松のRさんにも声をおかけしたのですが、娘さんが帰省されるとのことで、今回はPさんと私の2人です。裏寒風と言えば、2年ほど前にオオヤマレンゲを見ようと、車道から登ったことがありますが、もう一つのコースである、寒風山トンネルの北側からのコースをPさんに案内していただけることになりました。

歩き始めから山頂までは700mほどの標高差ですが、花の撮影に時間を食うだろうとのことで、出発時刻は早めの6時と決まりました。

P5110529

↑相も変わらず、アケボノのピンク全開の画像です。

今回は朝から夕方まで青空一色の空模様でした。

当日11日は、Pさんと6時に豊浜SAで待ち合わせになりました。前夜、Pさんから9時ぐらいにメールをいただいたのに、気づかず、深夜12時前になって気づく始末。そんな遅くに返信もできず、私が返信をしなかったことで、Pさんが山行中止と勘違いされていたらどうしよう?なんていう一抹の不安が頭を過らないでもありませんでしたが、SAに着くと、いつものように直ぐにPさんの姿が目に入りました。この日はGW明けの最初の週末だったせいか、高速もSAもえらくがらがらで、驚くほど閑散としていて、すぐにPさんが見つかったのはそのせいもありました。

P5110255西条インターを下りたら、いつものコンビニでお昼ご飯の調達をしてからR194へ。

今冬は一度も石鎚方面に行かなかったので、この道を走るのも久しぶりです。

寒風山トンネルの手前を折れて旧道を登って行きます。

P5110258かなり標高の高い場所まで車で上がってきたのか、ヒメウツギが咲いています。

P5110262東から日が昇ってきて、向こう側の山の斜面を染めています。

モルゲンロートですね。

P5110264

標高1000m近い場所でも、もうフジが咲いていました。

P5110265↑の白い小花は香川でも時々見かけるミツバウツギです。

その名の通り、三枚の小葉を持っています。

P5110267そして、驚いたことにまだ桜が咲いていました。

P5110271撮影中は気づかなかったのですが、後で検索したところ、カスミザクラというもののようです。

花の形もヤマザクラとはちょっと違いますね。

P5110277

カスミザクラは普通のヤマザクラに比べて花期が遅く、葉の色が赤みが強くないのが特徴だそうです。

P5110273そして、向こう側の斜面にもアケボノの色が見えています。

今年は行く先々で見事なアケボノが見られ、四国の山は10年に一度というアケボノの当たり年のようです。

P5110274

もっとズームしたところです。

P5110275こちらの西黑森には、なんとまぁ、5月も中旬に入ったというのに、まだ雪が見えています。

今年の石鎚山系はうわさに聞いていた通り、ずいぶん雪が多かったようですね。










コメント

こんにちは。
サクラとツツジとウツギとフジを同時に見られて、なんだか不思議な感じですね。
この雪形は水族館のイルカが飛び跳ねているように見えました。

多摩NTの住人様、こんばんは。

そうですね、桜とツツジ、ウツギ、それにフジの花まで同時に見られるのは
ちょっと不思議かもしれませんね。
でも、岡山のドライブでも山桜とツツジ、フジを同じ日にたくさん見かけましたよ。
↑の記事で見た花は、かなり狭い範囲で4種類の花期の異なる花を見たわけですから
そう考えるとすごいですよね。
桜の中でも花期の遅いカスミザクラ、ウツギの中でも花期の早いミツバウツギや
ヒメウツギだったからでしょうね。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ