日浦~西赤石~前赤石、その2、ヤマツツジ
日浦から銅山越へは何度か沢にかかっている橋を渡ります。
↑最初は左岸から右岸へと渡ります。
この辺りの道は広くて歩きやすく、多くの人々がかつて暮らしていた名残なんでしょうね。
ナメコみたいなキノコを見つけました。
美味しそうですが、キノコ狩りは控えます(^_^;
以前、何度も西赤石に登ったのはずなのに、見覚えのないものが見えます。
まるで眼鏡橋みたいなアーチを形作っているものは一体何?
↑、これがその説明でした。
説明によると、↑の施設は暗渠と呼ばれるものだそうです。
難しい言葉ですが、タイプすると直ぐに変換できます。
ダイヤモンド水の手前には、迂回路がつけられていました。
去年の縦走時には迂回路はつけられてませんでしたから、その後の台風被害などで登山道が通行できなくなったようです。
ダイヤモンド水では、もちろん一服します。
休憩していると二人連れの男性がやってこられました。この日は私たちと九州の方だけかと思ってましたが、結局、その二人連れの方と、単独男性、合計で7人が登ったようですね。
ダイヤモンド水の近くにキレンゲショウマが植えられていたのは、もしかした筏津山荘に会った株を移植したもの?
花芽もしっかり上がっていましたから、夏に登った方は目の保養が出来ますね。
これもダイヤモンド水近くで、まだ何とか咲いているウツギの花です。
アカモノの実がこんなにたくさん実っています。
確か食べられたと思いますが・・・。
赤い実の真ん中でシロバナニガナの白い花が咲いていたのが対照的でした。
10分ほど休憩したら、出発です。
歩きだしてしばらくすると、再び、橋を渡り、もとの左岸に返ります。
沢のほとりには赤いヤマツツジが綺麗ですね。
丁度、日が当たっていた株です。
去年の縦走時は物住頭など稜線で咲いていたと思いましたが、今年は花が全般に遅れているのか、下の方でも綺麗に咲いています。
この場所は、12年ほど前に、当時小学生だった末っ子を遊ばせた場所です。
山歩きを復活したばかりの頃で、末っ子を連れては石鎚や赤石山系の山に登っていました。
その思い出の場所にもヤマツツジが咲いていました。
梅雨時にしては水量の少ない沢の様子・・・。
里山ではとっくに花の終わったネジキの花が、まだ綺麗に咲いています。
上の方を見上げると、朝は文句なしの快晴だったのが、上からガスが下りてきました。
赤石山系は、朝は晴れていても、一日晴れが続くことは珍しいのです。
足元のスミレやツルリンドウの葉などを見ながら歩くのも楽しいですね。
スミレの季節に、一度、西赤石を訪れてみたいものです。
歓喜坑の少し手前の坑道付近は立ち入り禁止になっていました。
登山道も一部崩落して、迂回路がついています。
去年の夏は瓶ヶ森林道もずいぶん被害が出ましたが、ここ赤石山系も例外ではなかったようですね。
9時35分、歓喜坑前のベンチで二度目の休憩を取ります。
銅山越へと向かう頃から、道が少し急になってきます。
石畳の道を登ったら、周囲が少し開けてきて展望が得られますが、その頃には生憎のガスがかなり出てきました。
それでも、かなり登ってきたので、アカモノの咲き残りの花がちらほらと見えてきました。
10時8分、笹ヶ峰方面への分岐を通過しました。
銅山越はこのすぐ上です。
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