初秋の寒風山、その2、ミヤマホツツジ
1泊2日で山仲間のM君の葬儀に行ってきました。
虫の知らせというのか、ほぼ1年以上連絡してなかったIさんに電話を入れたのが9月2日のことでした。その日に、M君がすい臓がんの末期で、明日をも知れぬ身ということを知らされました。
丁度、40年ぶりで今年訪れた太郎兵衛平はM君たちと一緒に登った夏合宿で下ってきた場所でもありました。
10年前に亡くなったN君、そして9月6日に亡くなったM君、私の3人で苗場山~小松原湿原を縦走したのは昭和49年10月11日~13日のことでした。記録とは有難いものですね。このときは写真もないのに、このときテントの中で話したことは妙に覚えています。
なかなかブログを書く方への気持ちの切り替えができないのですが、ぼつぼつとアップします。
ヒナノウスツボが桑瀬峠を越えたら、何とか撮影できるほどに咲いていました。
桑瀬峠までの道沿いにも多いのですが、秋の花は山の上から咲き始めるので、下の方ではまだ咲いてないのですね。
コンデジでは写しにくい花№1かも知れません。
私もかつては、この花を写すのに四苦八苦していたことを思い出します。
茶色い花で地味で小さいと来ていますから、ピントがなかなか合わないのです。
↑この頃は下界ではまだ見かけなかったススキの穂が、桑瀬峠辺りでは見ることができました。
「桑瀬峠でお月見したら素晴らしいでしょうね」と私・・・。ふと、そんな考えがひらめきました。
実際、今年は絶好のお月見の夜だったので、実行できたら、素晴らしい観月会になったでしょう。桑瀬峠までならヘッドライトぐらいがあれば簡単に登れますし、ススキは頃合いのが生えてるんですから・・・。
登るうちに青空も見えてきて、青空バックにヒヨドリバナを撮影です。
寒風山の全景も見えてきました。
ここまで来ると、ちち山も姿を見せてくれます。
手前の黒い幹はブナです。
ミヤマシグレの実がもう赤く染まっています。
ここ寒風山には、ミヤマシグレがずいぶん多いのです。
そして、数年ぶりで見るミヤマホツツジが咲いていました。
私がミヤマホツツジを初めて見たのも、この寒風山でした。
それ以来、梶ヶ森に9月半ばごろに登って、咲き残りの花を見たことはありますが、たくさん咲いているのを見るのは、ほんと久しぶりです。
ほんのりピンクでかわいい花ですよね。
そして、今までアサマリンドウの花芽が少し膨らんだ株はあったのですが、ここまで来て初めて色付いた花芽を発見です。
ここまで来たら、ちょっと日が射したら咲くでしょう。
やっぱり今年もアサマリンドウのお花見に来なくては・・・・と心に決めました。
↑の花ほどではないけど、これも数日後には咲きそうな花芽です。
ここにもミヤマホツツジが・・・。
ちち山の上の方に、青空がほんの少し覗いてますが、やはりすっきりとは晴れてくれないようです。
この前の週に、天狗の森で見ていたシオガマギクですが、こちらの方が花つきが良かったです。
ミヤマノダケも寒風山には多いのでした。
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