初めての奥工石で紅葉狩り、その6、1292mピークを巻く
竜王峠に向かうには途中、1292mピークを越えなければなりません。
が、この程度の登りは大したことはなさそうです。
アオハダは去年の秋の笹ヶ峰でもかなり見かけたのですが、去年は生憎の曇り空でした。
でも青空バックだと赤い実と黄色い葉がカラフルで綺麗ですね。
ガマズミとも俣雰囲気が違う実です。
秋の赤い実もいろいろありますが、一つ一つ個性があって面白い・・・。
↑稜線から東側に見える風景です。
登山口に向かう林道からは対面に見えてましたが植林が綺麗に伐採されて遠目にはずいぶん広い草っ原のように見えるんですが、ほんとに草っ原なのかどうか?
いよいよ1292m峰に向かって登って行きます。
が、しかし、踏み跡がだんだん薄くなってきました。
岩峰に向かって登っている踏み跡もありますが、普通はこういうところは巻くと思うのですが・・・。
Pさんは一度歩いているけど、どう歩いたか思い出せないようです。
私も初めての道なので、たぶんだめだろうけど、とりあえずいちばん上まで行ってみることにします。
↑1292mピークの上部です。
これでは下れそうもありません。
1292m峰の上の方で見かけた赤い実はクロソヨゴです。
案の定、ピークからは下れそうもないので、巻くしかないですね。
そういえば、斜面にピンクのテープが1本だけぶら下がっていたような?
こういう場所は皆が間違うので、やたら薄い踏み跡が増えるばかりです。
私は斜面のかなり下を巻き、Pさんが上手を巻くことになりました。
分巻ガイドの小さい地図で見る限り、コースは白髪山へと向かう尾根を真っ直ぐ歩いているようなので、とにかく尾根に乗れば良いわけです。
↑斜面を巻いているときに見かけた紅葉です。
途中、大声でPさんに呼びかけたら、Pさんが尾根道を見つけた様子・・・。
声のする上の方へと、木に掴まって強引によじ登りました。
↑尾根道の石伝いに下るPさん・・・。
これは明瞭な尾根ですね。
結局、尾根道を探すのに10分以上かかってしまいました。
歩きやすい道とは言えませんが、これで間違いないでしょう。
薄い踏み跡を辿って下って行きます。
この辺りはシャクナゲの尾根でした。
途中で見かけた白いカッパ…これは何の意味があるんでしょう??
上から見たルートの様子です。
薄い踏み跡です。
あまり踏まれている道とは言えません。
今度は赤いカッパが出てきました。
これも意味が良くわかりませんでしたが・・・。
途中から、踏み跡がかなりしっかりしてきました。
ようやく、すぐ下に林道が見えるようになりました。
王峠峠もすぐそこのようです。
竜王峠のすぐ上にもミヤマシキミの赤い実がありました。
そして、嬉しいことにアサマリンドウの開いた姿も見られました。
14時37分、竜王峠まで下ってきました。
この道標は2010年に奥白髪山に登った時も竜王峠に下ってきているので見覚えがあります。
↑2010年にはこの登山口に下ってきたのです。
これで私としては、奥白髪と奥工石が稜線伝いにつながりました。
竜王峠に下ってきて、ほっとして周囲の紅葉を画像に収めるPさん・・・。
お疲れ様でした。
上空の雲が影を落としているのですが、下の方に見える集落には日が射しているようです。
後はのんびりと林道を1時間ばかり歩いて登山口に戻るだけです。
紅葉を愛でながら歩くとしましょうか。
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