今年最後のノギク散策、その2、ノジギクとフユイチゴ
高知道ではいつものように立川PAでコーヒーブレークした後は一気に須崎方面まで走りました。
南国インターを通過した後は高知らしい青空となり、周囲の山々に紅葉した木々は見られません。
私も冬場の高知に行き始めた頃に、高知の山って、冬場でも青々としていて香川の里山とは雰囲気が全然違うな~と思ったものでしたが、Mさんもいちばんにそれを感じられたたようです。
山仲間や散策仲間でも、そのことを感じる方は少ないのですが、さすがに風景や木々に興味のある方の反応は違うものだと思いました。
走り過ぎる際にセンダンの木を目に留められたようで「あれはセンダンですよね」と珍しそうに仰るのです。センダンが珍しいなんてと、またまた面喰いました。
我が家ではセンダンが敷地内から出てくると大きくならないうちに抜いてしまいます。確かに花も割と綺麗だし、秋の果実もなかなか綺麗なのですが、如何せん、この木は直ぐに大きくなって困りものなのです。ところが、Mさんの住まわれている地ではセンダンはすごく珍しいのだとか・・。
文旦の畑が山の斜面にあって、文旦の黄色い実がなっているのを見つけたり、それは私ですら最初は感動したのですから、北からおいでになった方にはもの珍しい光景なんでしょうね。
そんなことを喋っているうちに、あっと言う間に中土佐インターに着きました。
11月に来たときには大正市場でお昼調達しましたが、この日は平日だし天気も申し分ないので、黒潮本陣でまずお昼にします。
↑は黒潮本陣のお庭から眺めた菜の花と海。
とても12月の光景とは思えません。
以前に黒潮本陣で泊まったことがあるので、ここからの眺めの素晴らしさをぜひ見て頂こうと思いました。
↑黒潮本陣のお昼ごはんです。
カツオの塩タタキやカツオ飯など高知らしい献立になっています。
大きなガラス窓からは、この前歩いて渡った双名島の灯台も見えています。
素晴らしい眺めとおしゃべりをを楽しみながら、ゆっくりと食事を頂きました。
フロントにはダルマ夕日の写真が飾られていて・・・。
食後に、黒潮本陣のお庭で撮影を楽しみます。
↑ノジギクと、背景には海や防波堤が見えています。
↑久礼の港方面です。
撮影を20分ほど楽しんだら、車で久礼の町へと向かいました。
駐車場に車を停めて、久礼八幡宮へと歩きます。
↑うっかりと八幡宮を撮影するのを忘れたのですが、本殿後ろのクスノキの大木にトビなのかワシなのか大きな鳥がとまっているのが目につきました。
参道を歩いていると、フユイチゴの赤い色が目に飛び込んできます。
この前来たときにコーヒーを飲んだ茶房に生けてあったフユイチゴはここから摘んできたんですね。どこか山で摘んできたのだとばかり思いましたが・・・。こんな海沿いの神社にフユイチゴが実っているとは・・・。
鬱蒼とした神社の森の中を覗き込んだら、そこにもフユイチゴのルビーのような赤が見えました。
香川の山では雪化粧とセットで見ることが多いのですが、こんな暖かい中、フユイチゴを見たのは初めてです。
この前コーヒーを飲んだ茶房のお庭では、12月と言うのに、リンドウの花がまだ咲いていました。
ゆっくりと車まで歩いていると、シロバナタンポポの花まで咲いていました。
冬なのか春なのか一瞬よくわからなくなります。
駐車場のアスファルトでは野良猫が気持ち良いのか、寝そべっていました。
いかにも高知の海辺らしい光景です。
おはようございます
写真は光と影の芸術というそうですがいつもながら捉え方が素晴らしいです
同じ場所で同じ花を写しても写す人によって被写体の雰囲気がこんなにも変わるものですね
高知ならではの味カツオのいろいろ 崖の上の大きな窓からの広い風景
真っ青な空と海 ところどころに島々 最高の眺めでした
大きな鳥いましたね しばらくカメラを向けていても平静でしたね(笑)
野草も 木の風景も 木の実も 珍しいものばかりでずっとハイテンションでした♪
投稿: | 2014-12-19 10:25
ごめんなさい
名前の記入漏れでした
投稿: あかね雲 | 2014-12-19 10:27
あかね雲さん、こんばんは。
何人かで山歩きしたり、散策したりしても、その人その人でショットも違えば
被写体も違うものですね。
それが個性と言うものなんでしょうね。
お昼をいただいた黒潮本陣は眺めもご馳走のうちになっていますね。
以前食べたときには、まだ久礼付近を散策してなかった頃でしたが、その後周辺を
散策するようになって、歩いた場所が見えるのも楽しいものです。
私なども東北に行くと木の大きさにびっくりしたり、荒野のような風景にしみじみと
感じるものがあります。
木々や草をとっても、東日本と西日本はかなり違うようですね。
投稿: keitann | 2014-12-19 22:56