皿ヶ嶺で今季初の霧氷を楽しむ、その5、霧氷にうっとり
愛大小屋ではPさんの知人の方に、時間に余裕があったら竜神平を周回することを勧められました。
お腹もいっぱいになって、そろそろ歩き始めようという頃になって、小屋の入口から外の様子がなんだか明るくなってきたような気配です。これは青空が見えてるのかも?
慌てて支度をして小屋から出てみました。
結局、小屋を出たのは13時30分でしたが、思った通り竜神平の北側の空が青空に変わっていました。
↑竜神平を眺めるお二人・・・。
時間もまだまだ早いし、これから直ぐに下ると1時間ほどで下ってしまうので、お勧めされた通り竜神平を一周してみることにしました。
登りは私がトップを歩いたので、帰りはRさんにトップをお願いしました。
撮影時は誰しもモデルが欲しい(^_^;
竜神平に積もった雪も真っ白で気持ちいいですね。
山頂方面を振り返りますが、そちら側はどうも青空になってくれません。
ブナの霧氷があるところだからバックがブルースカイだと綺麗なんですけど、こればかりはどうしようもありません。
仕方ない、上林方面にもう少し歩くとしましょうか。
↑毎年写してますが、ノリウツギのドライフラワーです。
やがて、上林峠方面と風穴方面への分岐まで来たら、そのあたりから霧氷がばっちり着いているではありませんか。
どうやら上林峠が風の通り道になっていて、その辺りだけ霧氷が着いているようです。
もう少し進んで見ることにしました。
辺りはまるで霧氷の森・・・。
この日見た中ではいちばん素晴らしい霧氷でした。
教えてくださったOさんに感謝です。
何枚も撮影されるPさん・・。
やがて、もうすぐ上林峠へと下る階段と言うところまで来たら、霧氷もそれほどではなくなりました。
やっぱり風の吹き方や地形で良くついているところやそうでもないところがあるようです。
充分霧氷を堪能したので、回れ右をして帰途に就くことにしました。
何となく薄日が射してきて、周囲が明るくなってきたところです。
束の間の青空が出てきましたが・・・
まるで砂糖菓子を連想させる光景です。
木の幹に着生した植物の青々とした葉に雪がついているのです。
↑この霧氷はあまりにもびっしりと着きすぎて、寒々とした眺めでした。
木の種類によって、霧氷のつき方も違うんですね。
夢中で撮影されるPさんとRさん・・・。
14時13分、分岐まで帰ってきました。
かれこれ20分ばかし、霧氷にうっとりとしていたでしょうか。
思いがけず、素晴らしい光景を見られたので、これで満足して帰れますね。
もう霧氷は見られない場所まで来たら、皮肉なことに青空が少し出てきたのでした。
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