5年ぶりに粟島の山に登る、その1、朝から素晴らしい天気に
2月14日は、いろいろと紆余曲折があった末に瀬戸内の島…粟島の山に、Rさん、Mさんご夫妻と登ってきました。
当初の計画では、14日は岡山の毛無山に登り、帰りにセツブンソウを見に立ち寄ろうという予定でした。
ところが、その直前に寒波が到来したもので、毛無山は1.5mの積雪だというし、何より岡山県北の14日の天候が思わしくなさそうです。天気が悪い時の雪山に登っても何も面白くないし寒いだけなので、計画変更にしました。同行予定のRさんに前夜電話して、ああでもないこうでもないと言っていたのですが、前々からのもう一つのプランである粟島行きという案もあると話していたら、Rさんが粟島にしましょうということで、前夜ぎりぎりに決まりました。
粟島行きと言うのは、Rさんと私は2010年1月に粟島の城山に登っているのですが、その際、粟島の東部にある柴谷山を目指してヤブ漕ぎして登ったはずなのに、実際に登ったのは山頂ではなくて、稜線上の1つのコブだったということがわかったのでした。そこで、機会があれば粟島の柴谷山に今度こそきちんと登りたいという気持ちがあったのです。そこで、Pさんのご主人のMさんに、以前から、機会があればとお願いしてあったのでした。
因みに5年前の記録はこちらです。
プランはPさんのご主人のMさんが前もってメールで送ってくださっていたので、そうと決まれば話は早いです。須田港発9時5分の船で行く予定なので、高松から来るRさんとはふれあいパークみので待ち合わせにしました。
↑念願だった粟島の柴谷山に登る際、今回もやっぱり5年前にヤブ漕ぎして登った大岩のあるピークから稜線伝いで行きました。その大岩付近から眺める絶景です。
この日は何度も絶景を眺めましたが、ここからの眺めがいちばんでした。
さて、当日は予定通りRさんと集合した後、私の車で須田港へ向かいます。
途中、食料調達をしようと入ったコンビニで、観音寺組のPさんにばったり会いました。勿論、ご主人のMさんもご一緒です。
時間を余計に見ておいたので、須田港に着いたのは8時40分にもなってなかったでしょうか。
須田港~粟島までの片道切符を買います、本島と違い、往復切符はないんですね。
距離が短いので片道330円です。
↑出航まで間があったので、この2カ月に2度も登った荘内半島の博智山を撮影します。
船に乗り込む際に、私はうっかりとリュックのポケットからお茶のペットボトルを落としてしまったので、島の港で調達することにします。
↑こちらは一ヵ月ぐらい前に高校時代のバレー部仲間たちと登った塩生山(はぶやま)です。
でも、今日は博智山に登った日よりも塩生山に登った日よりも天気が良くなりそうで、嬉しい限り。
定刻の9時5分に船は出航しました。わずか15分で粟島着の予定です。
風向きのせいで寒くないので、デッキに出て景色を撮影します。
↑西に見えるのは荘内半島の紫雲出山です。
須田港が見る見る間に遠ざかり、善通寺五岳も小さく見えてきました。
↑もう一度行くことになりそうな志々島を早くも北側から眺めます。
そうこうするうちに、5年前に登った粟島の城山も見えてきました。
山頂の展望台も肉眼でははっきりと見えます。
素晴らしいお天気になりそうですね。
粟島港には予定通り、9時20分に着きました。
小さな船なので、乗り降りもあっという間に済みます。
港の向こうに見えているのは竜宮城を形どった建物です。
詫間は浦島太郎伝説の地ですから・・・。
港の待合所ではブイで作った可愛い人形が出迎えてくれました。
待合所のトイレをお借りします。
↑待合所前の緋寒桜はこんなに花芽が膨らんで・・・・
後一週間も経たないうちに咲きそうな雰囲気でした。
Pさんが、「山に登った帰りに咲いてないかしらん?」って言いますが、まさか、そこまで早くはないのでは?(^_^;
海に落としてしまったお茶の代わりに、自販機でお茶を買い、山旅ロガーのセットをしたら出発です。
最初に登るのは何と言っても柴谷山ですから、まずは港から東に向かって歩き始めます。
歩き始めは9時28分です。
車道は海に沿ってついていますが、山側の道路法面にシマカンギクの咲き跡発見です。
これぞほんとのシマカンギクですね。
今年はまだ見てなかったカラスノエンドウの花も車道沿いに幾らでも咲いています。
さすがに島は暖かいんですね。
牡蠣の養殖いかだの向こうには荘内半島の博智山らしいのが見えて、何とも穏やかな瀬戸内海です。
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