3月21日の野草散策から、その2、島のオドリコソウ、カテンソウ、ウラシマソウほか
田んぼの畔で野草を見た後、しばらく行先をどこにするか迷ったのですが、粟島に船で渡りました。
粟島には1か月ほど前に山歩きで行きましたが、3月下旬ともなればそろそろ花も咲きだしているでしょう。
案の定、オドリコソウが咲いていました。
島で一番最初にオドリコソウを見たのは高見島にもう6年ほど前に山登りで行ったときのことでした。
その頃は暖冬の年が多く、1月と言うのにすでにオドリコソウが咲いていたのでした。
それ以来、瀬戸内沿いの里山や島の山ではオドリコソウを良く見かけます。
↑それでも、春に島を訪れるのは私としては珍しいので、こんなにオドリコソウが群生しているのを見ると、ちょっと興奮してしまいますね。
↑白いスズシロソウもあちこちで見かけました。
これも荘内半島の山で良く見かけるので、たぶん島の山には咲くのだろうと予想はしていましたので、驚きはしませんでしたが・・・。
スズシロソウの花期は割合早く、スミレなどより一足早く咲くように思います。
そういえば、不思議なことに、この日、島ではスミレをあまり見かけませんでした。
意外だったのはカテンソウが大群生していたことでした。
カテンソウは香川の山でも咲く場所は少しは知っていますが、島では標高わずか30mほどの場所にあちこちで群生していました。
やはり外来種などがあまり入ってないので植生が保たれているんでしょうね。
↑カテンソウの雄しべです。
トリミングしてみました。
雌花は葉腋に地味に咲いているそうで、撮影しそびれてしまいました。
今度行く機会があったら雌花も撮影しないといけませんね。
↑花はあまり咲いていませんが、カテンソウとオドリコソウの入り混じった群落です。
島は暖かいせいか、ムラサキケマンも早くも咲いていました。
2月に訪れたときにも唯一咲いていたハマダイコンは今回は一層咲き進んでいました。
これもたぶん咲いているだろうと予想していたウラシマソウです。
竹林の中でたくさん見かけましたが、まだごく咲き初めでした。
食用になる浜辺の植物…ツルナも見かけました。
花期は6~9月だそうですが、この花は年がら年中咲いているような印象があります。
これも私の好きな春の野草・・・・トウダイグサも咲いていました。
どこにでもありそうな野草ですが、実際はそうどこにでも咲いているわけではありません。
黄色っぽい緑色の色合いが何とも言えずお気に入りです。
トウダイグサの仲間は結構好きな花が多いです。
↑この日は気温も16℃ぐらいまで上がったようで、チョウもたくさん飛んでいました。
成虫で越冬するルリタテハは毎年春の初めに見かけますね。
↑これはキタテハかな?
シジミチョウも何度も見ましたが、小さいのでなかなか撮影できませんでした。
最後に、地元の方に教えていただいて香川県の保存木となっているタブの木を見てきました。
保存木になっているだけあって、風格のある木でしたよ。
↑今回歩いたのは、今まで歩いたことのなかった島の西の方を歩いてきましたが、浜辺の水も綺麗で気持ち良かったです。
港の近くでこんな地図もいただくことが出来て良かったです。
keitannさん こんばんは、
今日は寒峰をご一緒させて頂き有り難うございました。
お陰様で、下山道も難なく下りる事が出来 楽しい山登りが出来ました。
むらくもさん、ピオーネさん、reikoさんにも宜しくお伝え下さい!!
(先程むらくもさんのブログに書き込みしましたが、書き込めたかは不明)
野草も沢山咲いてきていますね。
これからアケボノツツジなども咲き始めるので、花好きのkeitannさんも忙しくなりますね。
又 どこかの山で会う事もあると思いますので、その時は 宜しくお願いいたします。
投稿: kumutomato | 2015-03-28 21:24
kumutomatoさん、こんばんは。
今日はほんとにフクジュソウの自生地でばったりお会いできてよかったです。
不思議と花の咲く場所でお会いするな~と思ってましたが、石鎚でもお会いしていたとは・・
下山はkumutomatoさんが周回コースを歩かれると仰らなければ、たぶん私たちだけだったら、ピストンしていたような気がしますよ。
reikoさんも以前のリベンジが出来たそうですし、むらくもさんも歩き甲斐のあるコースを
歩かれたのできっと満足されていると思いますよ。
それにしても、むらくもさんとkumutomatoさんはストックなしですたすたと下山されるのでびっくりでした。鍛え方が私たちとは違いますね。
これからもきっと、どこかでお会いできると思いますので、どうぞよろしくお願いしますね。
投稿: keitann | 2015-03-28 23:21