小豆島の吉田富士へ、その2、しっかりした道標
登山口はYOSHIDAオートビレッジ近くにあるということで、車はオートビレッジ入り口付近に駐車させていただきました。
木造の建物は吉田温泉と言う温泉の建物だそうですが、その背後に岩山が聳えています。
↑建物の後ろに聳える千畳ヶ岳と吉田富士です。
小豆島の山は標高は低くとも、岩山は迫力があって、独特の雰囲気があります。
↑オートビレッジに着く直前に全体を見渡せる場所があったので、スマホでパノラマ画像を撮りました。
吉田富士は一目で富士とわかる格好をしています。
歩き始める前に、案内図があったので見ておくことにしました。
案内図によると、野鳥も多いようですね。
そして、案内図のおかげで登山口の場所も確認できました。
一旦車道に出て、元来た道を少し引き返し、左に折れると良いようです。
歩き始めたのは9時38分でした。
↑駐車場の傍で咲いていたのは赤いヤブツバキでした。
オートビレッジの入口からいったん車道に出ます。
車道から左に折れて、小さな蓮池のそばを通っていきます。
空き地に黄色い花が咲いていると思ったら、なんとナルトサワギクでした。
特定外来種に指定されている花で、花は可愛いですがその繁殖力たるやすさまじいので、これ1株のうちに抜き去ったほうが良いんでしょうね。
少し歩いたところで、登山道入り口の看板がありました。
入口にはイノシシ除けなのかお手製の柵が設置されていて、ひもで結んであるフェンスを開いて、通過した後はまた閉めておくようにと書かれていたので、再びひもを結んで閉めておきます。
入り口付近にはアベマキもしくはコナラのような木が生えていましたが、木に何か書かれた札が掛けてあって、「この先シカのワナ有り、注意」と書かれています。
そういえば、436号を走っているとき、ガードレールからシカが顔を出しているのを私は目撃してしまったのでした(^_^;剣山ならいざ知らず、香川の山でシカなんて見たことがないのに、海辺の国道沿いでシカを見るなんてと驚いたのでしたが、小豆島はサルだけでなくシカも多いんですね。
進行方向左側にたぶん千畳ヶ岳と思われる山が見えています。
Mさんはこの日できることなら千畳ヶ岳まで周回してみたいと仰ってましたが、時間的に大丈夫なんでしょうか?道も少しヤブっぽいそうですし・・・。
道の横にはところどころで砂防ダムの堰堤が見られるのですが、その堰堤を乗り越えて登山道がついているようです。
登山道沿いには、今年も春の里山特有のヒサカキが咲いていて、早くも独特の臭気を漂わせています。
ユズリハの株も見えます。
香川の里山では珍しいと思うホウロクイチゴの葉もありました。
↑こちらは香川の里山ではごく普通に見かけるサネカズラ。
山歩きですが、やっぱり植物に目が行ってしまいます。
島の植生は面白いですから・・・
最近は夏に豪雨が降ることが多いからか、登山道は土砂が流れて、ちょっと荒れています。
こんな大きな道標が立ててありました。
これなら道迷いの心配はありませんね。
上の方は特に問題のない道でした。
↑これも千畳ヶ岳が見えているんでしょうか。
特に意識せずに撮影したものです。
岩山の手前に細長い葉っぱが見えていますが、このときはこんなところにキョウチクトウ?などと思っていたのでした。
10時丁度に、吉田山と吉田富士との間の鞍部に着きました。
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