小豆島の吉田富士へ、その1、アプローチ
3月の第一週末は友人が帰省していて、山登りはお休みでしたが、第二週の週末は特に予定がありませんでした。しかし、お天気が良いのは13日、14日だけのようです。山友達のPさんに、どこかに登りますか?とメールを出していたところ、最初は剣山方面にでもという返信だったのですが、その後、13日に小豆島の山はどうでしょう?とのこと。
私としては山であればどこでも良かったので、おまかせしますと返事をしたのが12日の夕方のことでした。
小豆島と言っても山が多いのですが、行先は「吉田富士」と「重岩」とのことです。
どちらも聞き覚えがなかったので検索してみましたが、吉田富士はそういえば郷土の富士ということで、一度、どこかのHPで見たことを思い出しました。と言っても場所などはさっぱりわからないので、地図で確認します。重岩についても、大慌てで少し検索した程度で、どちらもあまり知識がないまま当日を迎えました。
13日は高松港を7時20分出航のフェリーに乗ることになり、坂出の某所で6時20分集合と決まりました。当日、私が坂出の集合場所に着いたところ、MさんとPさんご夫婦はすでに到着されています。あいさつし終わると、すぐにPさんの車に私の荷物を積ませてもらいました。といってもこの日も里山なので荷物は大したことありません。
高松港には6時50分には到着したので、出航まで余裕がありました。
出航後もコーヒーなど飲みながら、窓から島々を眺めていましたが、やがてデッキにカメラ持参で出てみました。
↑今年の冬も瀬戸内の島の山に2度登りましたが、どちらも短い船旅でした。
でも、小豆島行きのフェリーは1時間の船旅となりますので、ゆったりした気分を味わえますね。
この日は小豆島の中でもかなり離れた場所を回るため、Pさんの車をフェリーに積んであります。
デッキではカモメが船の周りを飛び回っているので、思わず、何枚も写真を撮りました。
船の売店でパンを買ってきて、パンをちぎって海に投げるとカモメが喜んで飛んできます。
しばし、カモメに遊んでもらいました。
やがて、小豆島の特徴ある山なみが見えてきました。
でも、この日登る吉田富士は小豆島の北側に位置するのと標高が低いのとで、見えていないはずです。
土庄港に入る10分ほど前に、この日訪れるもう一つの目的地である重岩が見えてきました。
望遠レンズでの撮影ではないので、小さく見えていますが、まるで鏡餅のような格好をした岩がそうです。
土庄港には定時の8時20分に着きましたが、車で走り出す前にまずは観光センターに立ち寄り、小豆島の地図をgetです。
道のほうはMさんが40年前、仕事で小豆島に7年ほどおいでになったそうなので、心強いですね。
小豆島のメーン道路である436号を東へ東へと走ると、やがて見覚えのある拇指岳が見えてきました。
拇指岳はロッククライミングのゲレンデとして有名ですが、私はもちろんそんな岩場に登れるわけもなく、登ったのは千羽ヶ嶽ですが、調べてみると千羽ヶ嶽に登ったのは2010年11月のことでした。かれこれ5年前のことになるんですね。
電線が邪魔ですが、走る車の車窓から拇指岳をもう一度撮影します。
小豆島の山は一種独特の山があって、眺めるだけでも飽きないですね。
途中、ミモザが早くも花盛りとなっていたので、車を停めての撮影かいとなりました(^_^;
こんな調子で、この日は気の向くところ、あちこちと立ち寄りながらのドライブです。
↑この山なども、名前はわからないのですが、福田港辺りを走っているときに眺めた山です。
途中、ヤブツバキの群生地や大阪城の石垣用の石切り場跡なども通ったのですが、山に登ってから帰りに立ち寄ろうということになりました。
9時20分ごろ、ようやく、目指す吉田富士の近くまでやってきました。
本島や粟島と違い、さすがに小豆島は大きくて、車で走っても走り甲斐がありますね。
こんにちは。小豆島にお出掛けでしたか。私は独身の頃、神戸に勤務していたことがありましたが、会社が終わってから仲間と小豆島の民宿に向かい、翌日はすぐに帰ってきてしまったので、小豆島のことを全く覚えていません。いつかもう一度行かないといけません。
投稿: 多摩NTの住人 | 2015-03-16 08:06
多摩NTの住人様、こんばんは。
お若い頃は神戸勤務でいらしたんですね。
小豆島は私も7年ほど前までは観光や海水浴で訪れたことしかなかったのですが
植生が面白いということをその後知って、別の目で見るようになりましたよ。
ショウドシマレンギョウやカンカケニラなどという固有種もあり、なかなか面白い
場所です。
オリーブだけでなく、見どころが多い島だということを再認識しました。
ぜひ、もう一度訪れてみてくださいね。
投稿: keitann | 2015-03-16 22:29