思い立って吉備中山に登る、その3、天柱岩とオドリコソウ
地図には記載のない道ですが、実際には道標も整備されていて、しっかりした道のように思えます。
下山できずとも、ちょっとだけでも下ってみようと思いました。
というのも、「天柱岩へ200m」と言う道標を目にしたからです。
200mぐらいなら、たとえ行き止まりになっても直ぐに引き返せるからです。
↑道はかなり急ですが、ロープを設置してくれてあるので、安心して下れます。
少し下ったところで、大きな岩が見えてきました。
これが天柱岩のようですね。
岩越しに、平野部が見えて、なかなかの眺めでした。
道沿いにスミレの葉が見えるのですが、タチツボスミレの葉のようにも見えるし・・・。
もうスミレの時期が到来して、これからは頭を悩ますことが多いですね。
道のすぐ横から天柱岩を眺めます。
石の高さは5mほどもあるでしょうか。
↑天柱岩の説明です。
そういえば、石鎚にも天柱岩があったような気がします。
少し離れたので、ようやく岩の全貌が見えました。
道はこの先もずっとついているようです。
ここから下山できれば、周回コースを歩くことになるので、丁度良いですね。
11時28分、山麓まで下ってきたら、墓地になっていました。
目の前の道路は「吉備の中山みち」と言う道のようです。
車道まで下りてきたら、道路法面にヒメオドリコソウがいっぱい咲いていて、小躍りしました。
しかし、一眼カメラと違い、スマホのカメラは花画像がうまく撮れないのですよね。
どうもピントが上手く合いません。
よく見たら、道の反対側にはオドリコソウが咲いていました。
一か所でオドリコソウとヒメオドリコソウの2種類とも見ることが出来たので、内心大喜びでした。
その後は、車道をてくてくと吉備津彦神社に向かって歩きます。
北側にも小高い丘のような山が見えています。
昔、高校時代だったか、中国地方の山は出来てから古いので、ずいぶん浸食されてなだらかな山が多く、四国の山はまだ新しいので、険しいのだと教わりましたが、このなだらかな山を見ると、いつもそのことを思い出します。
車道を歩いていると高速山陽道も見える場所がありました。
11時50分、駐車場まで帰ってきて、この日の軽い山歩きは終わりになりました。
上を見上げると、先ほど歩いた吉備中山が見えているようですが、やはり山と言うより丘のような感じですね。
娘にラインで今から帰ることを連絡したら、車に乗り込みました。
帰り道には和菓子で有名な源吉兆庵のお店があったので、孫のお雛様用に雛あられや和菓子セットの入った菱餅の形の菓子箱を買いました。
↑和菓子を包んでくださってる間に、お茶とお菓子が出されました。
一山軽く登ってきたところで、お茶とお菓子が美味しく感じられました。
中山には春にはヒキノカサなども咲くようなので、花の季節に合わせて、またまた孫の顔を見に行こうと思っています(^_^;
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