4月前半に見た樹木の花、カツラの花など
まだあと少し4月が残っていますが、いろいろな樹木の花を見られたので、一度まとめておこうと思います。
まずは初めて見ることができたカツラの花です。
↑赤い糸のようなのがカツラの花です。
実はカツラの花が咲くなんて今まで考えたこともありませんでした。
植物関係のブログ仲間の方のところでカツラの花をアップされているのを初めて見て、ちょっと衝撃を受けました。同じように植物観察を趣味としているのに、カツラの花を見て見ようと思ったこともないなんて、自分でも意識が低すぎると・・・。
カツラの紅葉は意識して見たことがあります。青々とした葉も好きです。
我が家の庭にも、小さいながらシダレカツラを鉢で育て始めてもいます。ところが今まで花なんて咲いたことあったかしらん?今年も穴が開くほど眺めましたが花は咲きません。義妹の庭にも樹高3mほどのカツラがあるので、お庭にお邪魔して眺めましたが、やっぱり咲いていませんでした。
という訳で、↑のカツラは香川と徳島との県境に近い三角のカツラの大木を見てきたものです。
香川の保存木に指定されている樹高30mの大木です。
花が咲いてましたよ。
検索したら下記のような記述が見つかりました。
「カツラの花:フサザクラと同様、花には花被(花弁と萼片)がなく、花粉も虫媒花粉の形態、風で飛散する風変りな植物。ただカツラは雌雄異株である点がフサザクラと異なる。両種は系統的に近い植物」
↑こちらはフサザクラの花です。
そういえば、似てますよね。
↑三角のカツラの「萌え」です。
何とも言えない美しい色合いでした。
↑全体の様子です。
と言ってもこれでも根元のほうは写っていません。
つい最近も見る機会がありましたが、新緑の柴らしい色になっていました。
↑4月2日撮影です。
カツラ撮影は4月2日に徳島にマンサクを見に行ったとき、帰りに立ち寄ったものです。
↑その肝心のマンサクは今年は訪れる時期が早過ぎたのか、ごく咲き初めでした。
↑花の中心部が黄色なので、アテツマンサクと思っています。
マンサクはつい最近、面白いマンサクの花も見かけましたので、後でアップしたいと思います。
↑岡山県総社市の山で見かけたタムシバの花です。
中国地方はタムシバが多く、それも比較的低山でも良く見られるようです。
4月4日撮影です。
これも春に一度は見ておきたい花…ザイフリボクの花です。
今年は紫雲出山と飯野山の二か所で見られました。
桜より少し遅く咲くようです。
庭木で人気のジューンベリーはアメリカザイフリボクですが、こちらは正真正銘在来種のザイフリボクです。
↑飯野山のザイフリボクです。
遥か下の平野部をバックに咲いている飯野山のザイフリボク。
香川の山では比較的良く目にしますが、10年前にはこの木が何と言う木なのかわからず、ずいぶん調べたものです。
ミツバツツジも瀬戸内の山には多いです。
今年は桜と共に、ミツバツツジを車窓から何度も見かけました。
瀬戸大橋を電車で渡るときに撮影した鷲羽山のミツバツツジです。
シロバナハンショウヅルも飯野山で撮影したものです。
今年は見頃の時期に山で見たのは一度きりでしたが、比較的高い山なら、今でも見られるかと思います。
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