春の梶ヶ森散策、その5、下山中にいろいろな花を見る
山頂でロールケーキで一服した後、いよいよ下山です。
展望がないのが残念ですが、今まで展望の良い日に何度も来ていますので、たまにはこういうこともあるでしょう。
下りは車道を下って行くことにしました。
↑ニワトコの花芽が山荘近くまで下ってくると見ることができました。
↑京都で3月23日に見たニワトコはすでに花が咲いていましたので、梶ヶ森の標高1200m地点ではまだ春が来ているところですね。
山頂直下で見たツチグリです。
ツチグリは秋に見られるものと思い込んでいたけど、春にも見られるのですね。
山荘の横を再び通過した時も、まだこんな風にガスが漂っていました。
山荘から少し下ると、タチツボスミレが咲いていて、なんだか嬉しくなりました。
スミレはやっぱり春の象徴ですから、スミレが咲いているということは何かほかの花も咲いているということです。
フキノトウもまだ芽を出して間がないという風情でした。
空中湿度が高いので濡れそぼっているフサザクラ・・・。
ここではキブシもまだ咲き始めてばかりです。
今年の初見のタチネコノメソウを見ることができました。
このネコノメは可憐で好きな花です。
ハルトラノオは下山で使った車道沿いでもあちこちで咲いていました。
梶ヶ森には多いみたいです。
しばらく下ると、ガスが晴れてきました。
結局、標高1100mぐらいから上がガスっていたようです。
↑下を眺めると、山すその家が綺麗に見えています。
山頂で私たちがガスの中を歩いていたときも、麓は晴れていたようです。
ギのヤナギの花も春先は良く目を惹きます。
シロモジの花を撮影するころには、背景は青空となっていました。
梶ヶ森には少ないように思えたヤマルリソウです。
タチツボスミレはまだまだ咲き始めです。
車道沿いにはキブシが多く、かなり下ってくると綺麗な色で咲いていました。
ヨゴレネコノメの花もいっぱい咲いています。
こちらはユリワサビですが、雰囲気よく咲いてますね。
クロモジだと思いますが、やっぱりこの花は好きですね。
龍王の滝の登山口まで下ってきたら、ナガバノタチツボスミレが咲いていました。
タチツボスミレと違い、標高の高いところでは咲かないように思います。
15時37分、龍王の滝の駐車場まで下ってきました。
朝はガスで↑のほうが見えなかったのが、かなり見えるようになってきました。
Pさんが麓のお店で買ったお餅を出してくれたので、またまたここでお茶会でした(^_^;
この辺りの名物でミョウガの葉でくるんだふかし饅頭なのかな?
全然ダイエットできない私たちです。(^_^;
下りの車中ではすっかり青空となり、山桜を青空バックで撮影することが出来て、Rさんが大喜びでした。
今年の春は雨が多かったので、お勤めしている方にとってはお花見もろくにできなかったのではないでしょうか。
八畝の棚田まで下ってきたら、朝とは雰囲気の違う風景になっていました。
お天気で、棚田の表情も変わるものですね。
違う表情を見られたので、お得だったかも・・・。
ミツバツツジも咲き始めで、何とも綺麗な色でした。
高速に乗る前にレンゲ畑も撮影しました。
山登りと言えば山登りですが、花散策の要素の強い歩きでした。
最後にこの日の散策で見かけたトサコバイモをアップします。
土佐に咲くトサコバイモです。
以前は珍しいと思っていたトサコバイモですが、意外とあちこちで咲くようです。
葯の色が青っぽいのですぐにわかります。
まだまだ春浅い山でしたが、麓は春爛漫、山頂は早春と、季節を遡るのを実感できますね。
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