姪といっしょに寒風山へ、その4、フモトスミレそして山頂
稜線に出る頃からフモトスミレを見かけていたのですが、良い感じで咲いていた株があったので、しゃがみ込んで撮影します。
花柄が紫色をしているのと、葉が濃い緑色をしていること、唇弁に紫色の筋が入ってることなどで見分けがつきます。
前にも書いたと思いますが、フモトスミレと言う名に似合わず、高山で見かけることが多いですね。
南側のR194方面を見下ろすとブナの若葉、向こうには稲叢山が見えています。
見上げて撮影するコヨウラクツツジ・・・。
四国の山にはコヨウラクツツジは多いです。
山頂が近くなってきました。
正面に見えている稜線を少し登ったら、そこが山頂です。
山頂直下で見つけたのはシハイスミレでした。
瀬戸内海方面も見えていますが、ちょっと霞みがかかっていて、はっきりとは見えません。
手前の芽吹きを始めたばかりの木はダケカンバの木。
寒風山の山頂到着は11時40分でした。
写真をたくさん撮りながら一人で登ってくるときにはお昼を過ぎることが多いけど、今日は撮影も控えめにしたので、これでも早い到着です。
山頂から西側を眺めると、いつものように筒上や手箱、瓶ヶ森も見えています。
山頂は貸切状態でしたが、登るときにすれ違った若い男の子が「山頂はハエが多かったのが残念でした」と言ってたのですけど、ほんとにその通りで、山頂でのお昼は場所を少しずらして縦走路を少し笹ヶ峰方面に進んだところで頂きました。
それでも、山で食べるおにぎりは最高に美味しいと、姪のHちゃんも姪の友達のTさんもぱくぱくと食べてくれて気持ち良いです。
天気が良くて、笹ヶ峰がはっきりと近く見えています。
そういえば、去年の7月初めには笹ヶ峰から寒風山へと初めて縦走したんでしたっけ。
ちち山の右肩に顔を出している二ツ岳をズームしてみました。
二ツ岳はつい2週間ほど前に歩いたばかりで、記憶も新しいですね。
お腹もいっぱいになったところで、裏寒風の下り口方面へも少しだけ行ってみることにしましょう。
夫婦連れの方とすれ違ったので、もしやと思い尋ねてみると、やっぱり裏寒風から登ってこられたとのこと。残念ながら花は何も咲いてなかったのこと。
そうでしょうね、この時期はアケボノも終わり、オオヤマレンゲには早いので、丁度花の端境期なのです。
展望の良い岩の上で寛ぐTさん。
たまには若い方たちとのお喋りもまた楽し・・・・
西の方角には端正な冠山が見えるけど、その後ろに見えているのは平家平?
思い起こせば、ナスビ平でカタクリを見た後あの稜線を歩いたのも、はるか7年ほど前の話となりました。
山に登っているうちに、あっという間に年月だけが経っていきますね。
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