オオヤマレンゲを見に裏寒風西尾根へ、その4、ユキワリソウ
下る途中に、もちろん、岩場のお花のチエックも欠かせません。
↑今年初めて見るユキワリソウが可憐に咲いていましたが、全体的には花はすでに終盤のようでした。
↑こちらも岩場で咲いていたコウスユキソウです。
コウスユキソウと言うと、私には東赤石で見る花と言う印象が強いですが、実を言うとこの花の見ごろがいつごろなのかをはっきりとは知りませんでした。Aさんに伺うと、この日私たちが見たのが見ごろなのだそうです。
エーデルワイスにいちばん似ているのは早池峰山などに咲くハヤチネウスユキソウですが、このコウスユキソウも地味ながら、可憐な雰囲気があります。
岩棚の上で咲いているコウスユキソウを激写しますが(^_^;この場所もっ決して足場が良いとは言えない場所です。
私たちがこうして岩場で撮影しているのを、尾根の登山道からYさんたちがご覧になっていました。何年か前にPさんがやはり岩場でいるのを見て、「怖そうな場所にいるな~」と思ったものでしたが、この日は自分がその怖そうな場所にいる訳ですね(^_^;
ミヤマカラマツも咲いているのですが、風が吹いているので、揺れまくりです。
メギの花もまだ何とか咲き残っていました。
コメツツジの白い小さな花は一輪だけ・・・・。
結局、10分以上も岩場でうろうろした後、ようやく登山道に復活です。
これは?
黒っぽい実が見えるので、イシヅチザクラのようですね。
寒風山にもイシヅチザクラが咲くんですね。
フウリンウメモドキの花もまだ咲いてないようです。
秋に実る赤い実は、まるでサクランボかミニチュアのリンゴみたいに可愛くて、ここ数年見てないので、今年の秋は見てみたいですね。
表にもオオヤマレンゲの花が一輪だけ咲いていましたよ。
確か4年前にも、ここで咲いてましたっけ。
これも初夏の花、コナスビです。
寄り道ばかりしたので、14時2分に、桑瀬峠まで下りてきました。
ここはやはり休憩を取るとしましょう。
山頂直下でお会いしたPさんのお知り合いのOさんとその息子さんも一緒に休憩にします。
私もPさんも、サクランボやパイナップルなど、いろいろな行動食を持ってきたので、ここで皆さんにもおすそ分けして食べて頂きました。
これが最後の休憩ですから・・・。
西尾根の登りではあれほど汗をかいたのに、途中から曇ってきて、気温は低めです。
5月20日に姪と一緒に来た日はピーカンで暑かったのですが、山は天候次第でいろいろになりますね。
10分ほど休憩した後、14時13分、最後の下りにかかりました。
最後の下りはAさんとKさんの男性陣がトップを歩いてくれました。
↑アカモノを撮影されるKさんとAさん。
アカモノは大山で前週にいっぱい見てきたところですけど、四国のアカモノもやはり撮影しないとね。
沢沿いで咲いていたヒメキリンソウは暗くてぶれてしまいました。
Aさん、Kさんが早いペースで下ってくださったので、私たちもそれについて、久々に本気で下りました。そうしたら登山口到着は14時42分でした。
実質30分足らずで下ったわけで、下りのトレーニングもばっちりできましたね。
心配していた車道歩きですが、寒風茶屋に車を置いていたAさんがKさんと私たちを送ってくださったので、車道歩きをせずに済み、とても有難かったです。
次の記事で、この日見たお花などを取り上げようと思います。
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