赤石縦走を試みるも・・・その3、天狗の庭のお花畑
赤いヤマアジサイに次いで、今度はピンクのシモツケの花が出てきました。
これもタカネバラを見に来たときにはまだ花芽だったものです。
山の花って一度には咲かず、次々と時期をずらして咲くようになっているので、全部見たければ時期をずらして何度も来ざるを得なくなってるんですね(^_^;
↑樹林帯を抜けたので、カメラが雨にぬれ、そうでなくとも湿気があるので、レンズが曇ってきたようです。
雨降りの山行の後は必ずと言って良いほど、カメラの調子が悪くなるので嫌な予感が・・・。
辺りはそろそろ橄欖岩が出てきました。
雨のせいで、シモツケの花がにじんで写っています(^_^;
おや?これは?
東赤石の固有種とまでは行かないかもしれないけど、私はここでしか見たことがないヒメアカショウマです。
ところが検索したら、名前が変わっていて、今はヒメシコクショウマと変わっているようです。
このヒメシコクショウマも丁度見頃だったようで、ずいぶんとあちこちで見かけました。
こちらはウバタケニンジンですが、これはこの1株しか咲いているのは見ませんでした。
セリ科シシウド属の花で、シシウドの仲間は草丈1mを超すものが多い中で、これは草丈30センチぐらいとサイズはコンパクトです。
辺りは予想していたように、ガスっていて、東赤石はこういう天気の時が多いですね。
いろいろな花が咲く梅雨時に来ることが多いからかもしれません。
いちばん最初に見つけたオトメシャジンの花です。
長く突き出た柱頭が特徴です。
PさんとRさんの撮影風景です。
まだ雨具は着ていませんが、この頃から細い雨が降っていたようです。
先ほどの花より、少し花冠が長いオトメシャジン・・・。
東赤石の固有種と言われていて、以前は東赤石と言えばオトメシャジンが代表的な花でした。
実際、私が初めて東赤石に登った13年前もオトメシャジンが見たかったからでした。
山荘へと向かっていると、シモツケが群生で咲いています。
そしてヒメシコクショウマも群生で咲いています。
これはオオナルコユリですが、下向きで咲いているのを、撮影しやすいように茎を持ち上げています。
赤石山荘着は9時40分でした。
ここまででも4時間余りかかっています。
が、西赤石に縦走するには、この時間だったら余裕ですね。
早目のお昼を食べていたら、山ガール3人がやってきました。
最近は四国の山にも若い登山者が増えていて、嬉しい限りです。
女の子たちは八巻山に登りたいそうですが、道がわからないというので、すぐそこから出ていると教えます。
山荘から八巻山へのルートは地図には記載がないんですよね。
↑八巻山目指して登って行く女の子たち・・・。
山荘前の温度計で気温を確認したらなんと18℃です。
涼しいはずですね。
前半は汗をたっぷりかいたのが嘘のようです。
トラバース道方面を少しだけ散策しようと立ち上がったら、山荘前に何やら白い花が咲いてます。
よく見ると、これこそがコウツギなのでした。
花がずいぶん小さいので、コウツギという名前に納得です。
山荘前には何度も来ているはずなのに、今頃気づくなんて・・・。
オオヤマレンゲのほうはまだ咲いてましたが、木の近くに行くと雨露で濡れそうなので、望遠レンズで撮影するだけにしました。
近付いて株の下に行ったとしても、うまく撮影できないような位置で咲いていました。
keitann様 こんにちは
いまこのコメントしている我が身周辺では、室内の温度が34℃ですので、記事中の18℃を見ると、うらやましくなります。
しかし、雨の中で、気温低下ですから、先行きが心配にもなりますね。
雨の下、ガスの中では写真も思うようには撮れず、いろいろ制約が出てきましたね。
オオヤマレンゲ、今回は蕾でしたね。
投稿: ぶちょうほう | 2015-07-28 15:10
ぶちょうほう様、こんばんは。
東赤石に行ったのが12日のことで、このときはまだ梅雨明けしてなかったので
まだ我慢できる気温でしたね。
その後さすがに30℃以上の日々が続いています。
今日も午後3時ぐらいから低山を登ったのですが、汗だくになりました。
東赤石は先にも書いたように、ガスの多い山なので、雨が降ったり風が吹いたりすると
夏場でも寒さを感じることが多いです。
雨やガスになると、デジカメはレンズが曇ったりして撮影には支障をきたします。
実際、この後、デジカメの起動が悪くなってしまいました。
オオヤマレンゲはこの次の記事で綺麗な花に出会えましたよ。
標高の高い場所にある株は、7月に入っても綺麗に花を咲かせるようです。
投稿: keitann | 2015-07-28 23:19