青春18きっぷで岡山の熊山へ、その2、花を見ながら歩く
次第に家も少なくなり、山間の畑や田んぼを見ながら歩くようになります。
と言っても駅から歩き始めて、まだ20分も経ってないですが・・・・。
↑最近、あまり見かけなくなったタカサゴフヨウの花が咲いていて嬉しくなりました。
以前は車道沿いなどにも結構咲いていて、見かけると嬉しかったのに、ここ数年見ていませんでした。
綺麗な花なので、こんな花でも取る人がいるのでしょうか?
帰化植物で、繁殖力が強いそうですが、花は雰囲気があって綺麗な花です。
ぱっと見ただけではミゾソバなのかママコノシリヌグイなのかわかり難いですが、乾燥した場所に咲いていたのと茎のトゲが目立つのでママコノシリヌグイでしょうね。
可哀そうな名前がついていますが、花は可愛いです。
ママコノシリヌグイの花を撮影していたら、散歩の方に不思議そうに見られました。
挨拶だけして、どちらまで行かれますか?とお尋ねしたら、池までとのこと。
池とは林道の起点になっている鬼ヶ城池のことのようです。
道沿いに、今度はツユクサとミゾソバの群生が見えました。
花は確かめていないのですが、ツユクサといっしょに咲いているならミゾソバではないかと判断しました。
この辺りまで来ても、まだ焼き物の窯があるようで、レンガの煙突が見えます。
ヨウシュヤマゴボウの果実をつけた株も見えます。
ヨウシュヤマゴボウは自宅でもいくらでも生えてきますが、自宅のは最近は抜いています。(^_^;
カエデドコロの花も咲いていますね。
これは?
段々になって咲くのが特徴的で、どこかで見たような気が?
花を見て、やっとわかりました。
これはメハジキの咲跡のようです。
そしてその傍にシソ科の花が咲いています。
もしかしたらヒメジソかな?
香りを確かめますが、イヌコウジュのようなきつい香りがありません。
花の部分をトリミングします。
この日はマクロレンズも持っていたのですが、カメラの調子が悪く、標準レンズで撮影します。
葉の鋸歯が6対で、赤味を帯びていないこと、茎の毛が目立たないことなどからヒメジソと判断しましたが、ヒメジソを見たことはまだ1度ぐらいしかないので、もしかすると間違っているかも?
この後、地元の方らしい70代の女の人に「どこへ行くの?」と話しかけられたので「熊山へ登ります」と答えました。その方が仰るには、神戸のほうからも熊山に登りに来た人が良く歩いているそうです。電車の駅からそのまま歩き始められる山なので、私と同じような方たちが他にもいらっしゃるようです。
しかし、この後、しばらくは誰にも会わない歩きとなりました。
これは間違えようのないツユクサ…(^_^;
ハギの仲間も出てきました。
ハギも難しいですが、これは葉に特徴があってネコハギでした。
ツルボも咲いていて、ツルボは香川の野山でもすでに何度か見ています。
クサノオウの咲き残りもありました。
これも、8月に花友達のお庭で咲いていたので、すぐにわかりました。
本来の花期は春ですね。
鬼ヶ城池の堤防が見えてきました。
またまたハギの仲間が出てきて、この名前が思い出せませんでした。
先ほど調べたらメドハギでした。
花はさきほどのネコハギとそれほど違わないですが、葉に個性がありますね。
またまた焼き物の窯が出てきました。
建物の向こうは医王山です。
この後、デジカメの調子が悪くて撮影できてないのですが、9時48分に林道鬼ヶ城線の起点を通過します。起点は池の取りつきにありました。
↑10時頃の私の位置です。
標高はまだ100mにも達していません。
この時期の定番の花、センニンソウが咲いていました。
良く見かける花ですが、綺麗ですよね。
↑林道鬼ヶ城線の様子です。
向こうのほうに見えるのが熊山方面かな?
↓熊山のログです。
keitann様 こんにちは
青春18切符を使って、なかなか風雅な旅になっていますね。
まだ人里を歩いているようですが、広い道沿いですと、なまじ山の中よりも、余程花の種類がたくさん出てきますね。
まだ標高は66メートルで、これから先が楽しみですね。
投稿: ぶちょうほう | 2015-09-25 12:07
ぶちょうほう様、こんばんは。
青春18きっぷは9月10日までしか使えないので、余る予定の一枚で
気軽に行ける岡山の山に行ってきました。
あまり遠くまで行くと往復の時間がかかるので、ほどほどの距離です。
瀬戸大橋を渡っているときに宮島の山に登ろうかとも思ったのですが
スマホで乗り継ぎを確認したら、かなり時間がかかりそうなので、予定
通りの熊山にしました。
伊部からの道は、洒落た家も楽しめるし、花も楽しめますね。
普通は熊山駅から登って伊部に下る人が多いそうです。
帰りは備前焼を眺めながら歩くんでしょうね。
投稿: keitann | 2015-09-25 21:45