青春18きっぷで岡山の熊山へ、その5、熊山神社と熊山遺跡
道標に見晴台と書いてあるので、食指をそそられたのですが、どうもすぐ近くにあるのではなさそうです。
辺りを見回していると・・・
↑シロオニタケが出ていました。
まだ出てきたばかりで綺麗ですが、このキノコは毒キノコです。(^_^;
8月末頃に雨が多かったせいか、帰り道でもキノコをたくさん見ました。
あれ?大滝山という表示がありますが・・・?
そんな山が地図にあったかしらん?
傍を見たら、四等三角点がありました。
どうやら三角点名が大滝山と言うようで、三角点の表示は地図にもありました。
熊山は標高507mですから、単純計算ではあと80mほど登れば熊山です。
そのまま西へと歩いていくと、車道のような舗装道路に出ました。
見晴台までは熊山とは反対方向に270mなので、面倒くさくなって行かないことにしました。
直ぐ近くに案内図があるのですが、これがまたわかり難い図です。
結局、↑の道標に従って、道標に熊山山頂と書かれた方向に歩くことにしました。
そのまま車道を歩いていきます。
出来るなら登山道を歩きたかったのですが、登山道が見つかりません。
道ばたには特徴的な葉をしたアギスミレまたはヒメアギスミレと思われるスミレの葉を見ました。
ツボスミレの変種でブーメラン型の葉をしています。
↑まだ紫色はしてないけど、ヤブムラサキの果実です。
こちらは葉柄が短いのでコバノガマズミの果実かな?
そうこうするうちに雨が降ってきたので、ザックから折り畳み傘を出し、傘を差しての歩きとなりました。
車道と言っても車は一台が通り過ぎただけです。
サンカクヅルの葉が早くも紅葉を始めています。
12時51分、駐車場に出ました。
どうやら熊山神社の駐車場のようです。
奥に案内図と登山道のような道が見えているので、そちらに歩きます。
見えていた案内図です。
遺跡や展望台の案内ですね。
熊山神社と書かれた方角を辿りますが、それは見えていた登山道のような道へと続きます。
途中で、熊山駅への下山道への分岐がありました。
登山道が荒れていると書かれてあるので、ちょっと気になります。
何しろ、下山は熊山駅方面に下るつもりなのです。
なおも歩くと、すぐに神社が見えてきました。
鳥居をくぐり、先ずは神社にお参りをしました。
神社到着は丁度13時でした。
花を見ながら歩いたとはいえ、たった500m程度の山に登るのに3時間半もかかりました(^_^;
思ったより質素な建物ですが、車道が出来るまではここへ来るのも大変だったっと思われます。
雨がまだ降っているので、神社の軒先をお借りしてお昼ご飯をいただくことにします。
↑お昼を食べる間、熊山に登る数日前に電気屋でたまたま見つけた充電器を利用してスマホを充電します。
1000円足らずのものですが、一回分の充電ができます。
この充電器にはUSBを利用してパソコンから充電しますが、山旅ロガーでログを取っているとスマホの電池が良く減るので、この日も助かりました。
お昼を食べ終わって、さて熊山遺跡でも見に行こうとしていたら、単独男性が神社にやってこられました。この日は伊部駅から歩き始めてからと言うもの、登山者には誰一人会いませんでしたので、この方が初めて会った方です。
お尋ねしたら、熊山駅方面から登ってこられたようです。
私が遺跡に行くと言うと、その方も一緒に来られるようです。
幸いなことに雨はこの頃には上がってくれました。
↑熊山神社の大杉です。
天然記念物らしいのですが・・・・
さすがに風格がありますね。
赤いザックカバーの男性が、神社でお会いした神戸からの単独男性の方です。
結局、下山の途中から、この方と一緒に下ることになりました。
大杉からまだ西へと歩くと、遺跡が見えてきました。
まるでピラミッドのような石造りの遺跡で、こういう遺跡はちょっと珍しいですね。
でも、小豆島の最高峰の星ヶ城にあったのろし台が石造りでちょっと似ているかな?
今、流行のパワースポット?
由来を書いた説明板です。
奈良時代前期のものらしく、お墓ではないので古墳と呼ばず遺跡と呼んでいるのでしょうか?
こういう方面はとんと疎いので、よくわかりません。
4段の石積みのように見えますが、いちばん下が基礎と言うことで、3段の石積みからなっているということです。
遺跡の西側に登山道が見えたので確認に行くと「坂根登山道」とありました。
熊山は四方どちらからでも登れる山とありましたが、登山道がほんとに多いようですね。
五輪の塔なども見ながら下山道へと向かいます。
直ぐ近くに猿田彦神社も見えていましたが、下山時間も気になるので、猿田彦神社には立ち寄りませんでした。
熊山遺跡の東側にはお寺の跡地なのか鐘楼跡のようなものがあります。
途中、万富駅方面への下山道も見えました。
最初の目的だったビール工場は万富駅すぐ近くにあるので、万富駅に下ればほんとは早いのですが、雨が降って肌寒いぐらいになったので、ビール工場に行きたいという気持ちがこの頃には失せていました(^_^;
↑見え難いですが、「熊山駅方面」と書かれてあるので、そちらに向かいます。
熊山神社の門の前を通過します。
このまま歩けば、先ほど通った熊山方面への下山道に出るようです。
keitann様 こんにちは
シロオニタケですか惚れ惚れとする良い形ですね。もうこうなるとキノコに毒があるかどうかは問題にはなりません。
ただこの姿をうっとりとして眺めてしまいます。
上から六番目の地図は天地(南北)が逆転していて、分かりづらくて、これは一種の犯罪行為ですね。
この山行記を読み始めたときに感じたのは屏風岩から尺八山までどう進むのか、そしてそれ以降熊山までは車道歩きになるのかなと言うことでした。
道が多すぎるのも困ったものですね。
初期の目標のビールは泡と消えたようですね。
投稿: ぶちょうほう | 2015-10-01 13:47
ぶちょうほう様、こんばんは。
シロオニタケはほぼ毎年のようにどこかで見ているように思います。
私が名前がわかるキノコはこれとタマゴタケぐらいなので、名前がわかるキノコが
綺麗な状態で見られると嬉しいですね。
概略図の場合、たまにわかり難い図があって困りますが、このときも林道があるおかげで
わかり難くて難儀しました。
仰る通り南北も反対になってますし・・・。
こういう図は登山者を対象に作られてなくて、林道を車で登ってきた人用なのでしょうね。
山頂まで車道が通じている山は、四国の山でも登り難い山となっています。
登山道のほうがはるかに判り易いですよね。
ビールは雨が降ったのと気温が下がったために、後半は飲みたい気持ちが失せてしまい
ました(^_^;
投稿: keitann | 2015-10-01 22:44