今年も広島花散策登山へ、その7、大山が見えた
池の段に着いた時間が比較的遅かったせいか、山頂にいた方たちは全部でも5~6人と言う静かさでした。
5年前のブナの紅葉時には、なんと100人もいたことを考えると、嘘のような静かな山頂ですが、静かな山が大好きな私には嬉しい限りです。
おまけに、東の方角にはなんと大山が見えていました。
池の段に登ったのはこれで3度目で、その何れの時も晴れた日でなかなか遠望の利く日だったのですが、大山が池の段から見えたのはこれが初めてです。
↑望遠レンズで引き寄せた大山です。
こちらは標準レンズでの撮影です。
去年もかなり展望は良いほうだと思っていましたが、大山は見えてなかったのです。
こちらは吾妻山方面です。
去年の9月21日撮影の池の段から眺めた吾妻山です。
去年もこんなに青空だったのですけど、大山は見えてなかったんですね。
ススキの具合を見てみたら、やっぱり今年のススキは同じ時期でももう終盤ですよね。
やはり、今年はいかに季節の進むのが早いかと言うことがわかります。
さて、この日のお昼ごはんは東城インター下りてすぐの産直でgetしてきた山菜おこわです。
ポットにもお湯を詰めてきたので、久しぶりにお味噌汁も作りました。
けれども、時間が急いてきているので、食後のコーヒーを飲む間もなく、花散策へと繰り出しました。
花を見に行くとなったら、行動が早いPさんはすでに向こうの方で偵察中です(^_^;
花束状態の見事なリンドウ・・・。
葉がもう紅葉し始めています。
ウメバチソウも見事な株が出てきました。
ササに負けてないですね。
センブリも可愛い・・・。
確か、去年はまだセンブリが咲きはじめたばかりで、この辺りにしか咲いてなかったのでした。
リンドウはほんとにあちこちで咲いていて、目移りがします。
ようやくマツムシソウが出てきました。
ここに来るまでにマツムシソウを一つも見なかったし、この日は出雲峠には行かないので、マツムシソウだけが見られないかと心配していたのです。
こちらはシコクフウロとアキノキリンソウのツーショットです。
去年は小高い丘までしか行かなかったのですが、今回は花を目指してもう少し進んで見ることにしました。
目の前にススキの群生が広がっています。
道は踏み跡程度の道になってしまいました。
ススキの中にぽつぽつと青いのが見えるのはリンドウです。
大株のセンブリが咲いていて、見ごたえがあります。
これはイワショウブの果実ですね。
keitann様 こんにちは
まず、大山が見えたということが、この記事のトピックスだと思いました。
中部圏で富士山を見つけるのと同じような意味があるようですね。
大山は本当に惚れ惚れするような姿ではないでしょうか。
穏やかな丸みの頂稜部は草原風で眺めも良くて、その場所での食事も贅沢ですね。
”お約束の”草花がこれで勢ぞろいしたように感じますが、これ以上の何かをお望みでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2015-10-13 11:09
ぶちょうほう様、こんばんは。
大山がこの比婆山周辺から見えたのはこれが初めてのことだったので
ずいぶんびっくりしました。
私も東京で過ごした学生時代は、上越国境の山々から富士を見つけるとなにか
儲け物をしたようで嬉しかったですよ。
そうですね、中国地方の山に登ると、やっぱり目で大山を探してしまいます。
独立峰で綺麗な形をしているので、見つけやすいし、見つかると嬉しいです。
去年は四国の山からさえ、小さかったけど見えたのですよ。
食事も地元の産直で買い込んだおこわだったので美味しかったです。
高知だと高知産のユズを使ったお寿司などが美味しいし、その土地のものは
最高の贅沢ですね。
秋の花々は、ほとんど出そろいましたが、下山途中で見かけたアケボノソウや
クロバナヒキオコシも綺麗な姿でした。
投稿: keitann | 2015-10-13 22:14