初めての塔の丸へ、その6、山頂の展望とナナカマド
岩の上に腰を下ろしますが、お昼を食べる前にも、展望が気になります。
ガスがかかり始めているので、その前に撮影しておくとしましょうか。
↑岩の上から眺める西側の景色です。
塔の丸山頂から西側にも踏み跡がちゃんとついていて、たぶんこれは名頃へと下る道なんでしょうね。
塔の丸へは名頃からも登れると聞いています。
南側を見下ろすとダムが見えています。
地図を見るとその名も名頃ダムです。
数年前に三嶺に登った時に名頃から登ってるはずですが、ダムがあるのは気づかなかった・・・というか覚えてないだけかも?
その後に、見ノ越から祖谷方面へとドライブで下った時に、ダムを見かけたような記憶はあります。
ダムの上に見えている稜線は高ノ瀬辺りになるはずです。
白髪山はあれだろうか?とか石立分岐はあの辺りだろうか?などと思いながら、お昼を食べます。
稜線を見ながらいただくお昼は格別ですね。
食後には望遠レンズを出してダムをズームしてみます。
塔の丸山頂からだと、真下に見える様な感じです。
北側の矢筈山方面はかなり雲が多くなってきました。
剣山と次郎笈方面を眺めると先に出発されたグループの方たちが思い思いに寛がれています。
少しお話させていただいたのですが、吉野川市の方たちだそうです。
矢筈方面をズームすると烏帽子山の特徴ある山頂も見えています。
寒峰~烏帽子と縦走して見たかったのですが、今年はもう無理でしょうかね。
吉野川市の方たちは、そろそろ下山される様子です。
剣山にもかなりガスがかかってきました。
私もそろそろ下山の支度をしたほうが良さそうですね。
下山の前に、北斜面が紅葉していたのが登りの最中に見えたことを思い出し、北斜面の様子を見ることにしました。
この頃には矢筈方面はこんなにガスがかかっています。
一方、西側を見ると、まだまだ視界が開けていますね。
さすがに石鎚方面は見えませんでしたが、愛媛の東のほうの山は見えていたようです。
山頂直下ではナナカマドがまずまずで紅葉していました。
ズームすると果実も真っ赤に色付いて、綺麗・・・。
四国の山ではナナカマドはなかなか綺麗に紅葉しないのですが・・・珍しいです。
カエデの仲間も紅葉していますね。
緑の笹原に赤いカエデが映えて、剣山系独特の眺めです。
尖った山はたぶん滝下の天狗ですね。
特徴のある山容は春に登った寒峰からも良く見えていました。
今から下って行く方角を眺めるます。
すると、一足先に下られた吉野川市のパーティーが歩いているのが小さく見えています。
ズームするとこんな感じです。
さて、私も下山するとしましょうか。
13時4分、下山開始です。
恐らく、遅くとも15時には下山できるでしょうね。
簡単に登れて展望は良いし、ほんとに良い山ですね。
下り始めた山にはガスがかかり始めてきました。
この調子では展望は望めないので、帰り道は紅葉でも撮るとしましょうか。
ドウダンの紅葉をプラス補正して獲ります。
天気の悪い時はプラス補正すると良いよと教えてくれたのも、亡くなった山友達でした。
すでに青空ではなくなった空を見ながらの下山です。
小ピークを越えたら、ガスが濃くなってきました。
こんにちは。ナナカマドはやはり高い山や北国のものですね。当方では街路樹になっているものがありますが、紅葉は不十分で、果実も赤と言うよりは少し黄色掛かってそれ以上は濃い色になりません。ドウダンツツジは低地でも真っ赤になりますね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2015-10-26 08:21
多摩NTの住人様、こんばんは。
ナナカマドが真っ赤に紅葉する光景は、やっぱり北海道や東北、アルプスですね。
四国でも石鎚山系や剣山系には自生していますが、それでもなかなか綺麗に紅葉
しているのは見られないですよ。
今年は庭のサクラやドウダンツツジ、鉢植えのケヤキなども比較的綺麗に染まりました。
投稿: keitann | 2015-10-26 22:17