今年も広島花散策登山へ、その3、まずは展望園地へ
結局、二か所で寄り道したので、県民の森に着いたのは9時10分ぐらいでした。
先ずは、センターに行って、10円の地図をgetしようということになりました。
センターに向かうPさんとRさんです。
センターでは地図のほかに、飲み物調達もしました。
10円の地図とは↑のようなもので、簡単な概念図ですが、比婆山連峰の各山の位置関係やコースタイムなどが記されていて、これを見て歩くと便利なのです。
去年も各自購入したのに、Rさんは洗濯機で回してしまったそうだし、Pさんは紛失したそうだし、私は?と言えば、その地図の存在すら忘れていたという…(^_^;
結局、自宅に帰ったところ、地図は出てきたのですが、持参しなかったので、各自また1枚ずつ購入したのでした。
センターの周囲の森もほんのりと色づき始めていて、今年は紅葉が早そうですね。
3度目の比婆山連峰と言うことで、今年は立烏帽子駐車場に向かい、そこから歩き始める予定だったのですが、センター近くから立烏帽子駐車場への車道は通行禁止になっていました。
仕方なく、歩いて立烏帽子に向かうことにしたのですが、センターの方に問い合わせたりで、時間のロスをしてしまいました。
5年前に紅葉を見に来たときに下ったコースを今年は登ります。
立烏帽子の駐車場まで3.5キロとあります。
林道のような道から登山道に入ります。
先ず目についたのはオオカニコウモリのようです。
中国地方の日本海側に分布するそうで、四国の山で見かけるカニコウモリとはちょっと違うようです。
ユキザサの真っ赤な実が綺麗です。
最初は珍しがっていましたが、この後、登山道沿いにこれでもかというほど出てきました。
こちらは四国の山でも良く見かけるツクバネソウの黒い果実です。
久しぶりで見るアキノギンリョウソウも出てきました。
後から、犬連れの若い女性が追い抜いて行きます。
コーギー犬を二匹連れていますが、ワンちゃんは元気いっぱいですね。
コーギー犬って、ターシャさんが飼っていたワンちゃんですよね。
若い女性とワンちゃんはあっという間に遠ざかります。
辺りは朝の陽射しが射して、気持ち良い木漏れ日の道です。
これはクモキリソウの花後の姿かな?
やや広めの登山道は傾斜も緩やかで、歩き始めの体にはぴったりの道です。
やがて、ススキが見えてきて、展望園地が近いことを予感しました。
ノコンギクも咲きはじめていて、秋の雰囲気満点ですね。
ヤマジノホトトギスも咲き残っていました。
今年は7月の大山で初めて見てから、ずいぶんあちこちでこのホトトギスを見ました。
後ろを振り返ると、周囲の山々が見え始めました。
カメラを構えるPさんとRさんです。
その後すぐに展望園地に着きました。
展望園地着は10時24分です。
先ほどの犬連れの方も休憩されていました。
今から歩く道を見てみると、ブナ林のようですね。
楽しみ・・・。
そして、これはミヤマヨメナ?
勿論、花は終わっていますが、株の様子がシュンジュギクと似ています。
確か広島の山にはミヤマヨメナが咲くと聞いたことがあります。
と、なれば、その季節にも来てみたいものですね。
展望園地で山なみを楽しむRさん・・・
展望園地にはトイレと水場の印がありましたが、ほんとにトイレが建っていました。
そういえば、出雲峠でもトイレを見かけたような?
トイレの傍には赤花のゲンノショウコが一輪咲いていました。
そして、ツルニンジンの花が終わった果実の姿もありました。
休憩を終えて、歩き始めたのが10時35分です。
鳥烏帽子の駐車場へ行けなくて残念でしたね。
センターまで行くと大回りになりますが、吾妻山方面から合流する道があったのですが、知っていれば教えられたのにね。
私も花散策だけするときはこの鳥烏帽子駐車場を利用します。
何分、駐車場から池の段まで20分程で行けますからね。
今度来るときは連絡して下さい。湿地には沢山の珍しい花が、四季に応じて咲いています。
湿地まで行く人は少ないので道が中々見付けにくいようです。
私は湿地だけで半日遊んできます。
牛曳山に上がる途中にヨメナ街道と言われる登山道が数百メートル続きます。
それがミヤマヨメナだと思います。
この登山道には他にマイズルソウがテニスコートくらい群生してる場所もあります。
投稿: ヨックモック | 2015-10-07 07:19
ヨックさん、こんばんは。
立烏帽子の駐車場まで車で行ければ、竜王山にも登れたし、もう少し
いろいろと回れたと思います。残念です。
駐車場に行く道は前日に一応、地図を見て確認していたのですが、とりあえず
センターに立ち寄ってから、その日のコースを決めようという段取りだったのです。
来年はヨックさんと合同で、車2台で吾妻山まで縦走しませんか?(^_^;
大膳原…眺めるばかりなので、一度は行ってみたいです。
湿地…今度は場所が分かったと思うので、来年こそは・・・。
でも、間違えたおかげでヤマジノギクも見られましたし、それはそれで楽しめました。
ヨックさんはてっきりあの日も大山詣でだとばかり思い込んでいましたよ。
牛曳山にはまだ登ったことがありませんけど、ミヤマヨメナはそちらに多いのですね。
シュンジュギクとの違いを見てみたいですね。
秋の野草がいろいろ咲く山には春の野草もきっといろいろと咲くんでしょうね。
また教えてくださいませ。
投稿: keitann | 2015-10-07 21:51
keitann様 こんにちは
10円地図とは有り難いですね。
こういう程度でよいので山麓にて、格安で地図が手に入れられると有り難いですね。
山に犬を連れて入るのは、自然保護の観点から好ましくないことだとは分かってはいますが、連れて行った犬はそれは喜びますね。
以前、二時間くらいの行程の山道に飼い猫を歩かせてきた人がいましたが、猫も喜び、のびのびと歩き回っていました。
ところでツルニンジンは実生でうまく育ちますでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2015-10-12 10:07
ぶちょうほう様、こんばんは。
10円地図・・・・検索すると、比婆山連峰のこの10円地図、かなりヒットします。
かなりの方が使われているのではないでしょうか。
A4サイズの紙に印刷されていて、紙質はそれほど良くないですが、10円ならば
仕方ないですね。
この近辺を歩くにはこの地図で困りません。
山に犬を連れてきている人は四国でもたまに見かけますよ。
リードはしてないと困りますが、噛みついたり吠えたりする犬でなければ、目くじら
立てることもないでしょう。
猫も山を歩くんですね。
我が家の猫も私が庭を回っているとついてきたりしますから、山についてくるのもあり
ですかね。
ツルニンジンは種から簡単に発芽します。
けれども、花が咲くにはある程度の環境は要りそうです。
根っこは御存じのように、ごつい朝鮮ニンジンみたいな根っこなので、冬場は地上部は
枯れても春になると、ちゃんと芽を吹きます。
投稿: keitann | 2015-10-12 22:45