2015年秋、里山のセンブリ
ずいぶん古い散策の記事で気が引けるのですが、10月20日と10月31日に、里山でセンブリを見ました。
今年はいろいろな里山に登るたびに、センブリのロゼットをたくさん見かけていたので、花の時期にはさぞやと期待していましたが、期待に違わず見事な咲きっぷりでした。
↑一面白く染まるほどです。
この場所にはたまたま夏に来ていたのですが、いつもは少し離れた場所でセンブリを見ているのに、気が向いたので、こちらまで来てみたのです。
そうしたら、足の踏み場がないほどセンブリの株があって、踏まずに通るのが大変なほどでした。
ちょっとお昼には遅かったのですが、ここで食べるのを楽しみにしていたので、センブリのお花畑でお昼にしました。
標高1000m以上に咲くセンブリとは少し株の様子が違うように見えるのですが、私の気のせいかしらん?
マクロレンズで撮影すると、センブリの花弁にも紫色の線があることがわかりますね。
イヌセンブリの蜜腺溝周辺のもじゃもじゃの毛は良く目立つのですが、センブリでもマクロレンズで撮影するとイヌセンブリほどではないけれど怪我あるのが見えますね。
今までは、里山のセンブリの咲く季節が良くわからないこともあって、10月末や11月初めに行くことが多かったのですが、今年は10月20日に訪れたらドンピシャでした。
やはり咲き始めの時期に見るとより美しいです。
この後、山の稜線をずっと歩いてみたら、登山道沿いでもセンブリの花をずいぶん見かけました。
先日、ヤッコソウを見に行った山でも見かけましたし、香川の里山でもたいていの山で咲いていると思います。
それほど身近な植物だったのでしょうね。
↑こちらは10月末にムラサキセンブリを見に行った里山で見かけたセンブリです。
この山でセンブリを見たのは初めてでしたが、考えてみれば、センブリのほうはたいていの里山で見られるのですから、今まで見なかったのは私の注意力がなかったのだと思います。
こちらも花芽がまだ多いので、11月上旬ぐらいまで咲いていたのだろうと思います。
ほかにも株を確認しながらも、花の季節に訪れることが出来なかった山がいくつかあります。
まだまだセンブリの花に多く出会える香川の里山に感謝、ですね。
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