高知でムラサキセンブリ散策そして南嶺を歩く、その4、筆山へ
ムラサキセンブリを堪能した後は南嶺を歩くことになりました。
南嶺は高知市民の方たちが気軽に散策する山だとは聞いていたのですが、私はまだ登ったことがなくて、一度は歩いて見たかったのです。
工石山なども候補の一つに挙がってましたが、工石にはさすがに今の季節は何も咲いてないだろうし、移動にもちょっと時間がかかりそうだし、ここはお手軽に歩ける南嶺がぴったりですね。
Pさんは南嶺も一度歩いているそうで、車には高知の分県ガイドを積んであって、コンビニでカラーコピーまで取ってくれるという手際の良さ。
ただし、街中を走るのは慣れてないとかで、ちょっと道を間違えながらも登山口の筆山公園にたどり着いたのは11時過ぎのことでした。
↑筆山は公園になっているようで、山頂のすぐ下まで車で行けるそうです。
車をどこに駐車するかでPさんは少し迷っていたようですが、結局、筆山山頂も踏むことにしたので、筆山の第二駐車場に車を停めることにしました。
↑駐車場からは高知の街が良く見えます。
ここは夜景の名所だそうですね。
↑駐車場に車を置く前に、第一駐車場でトイレをお借りしたのですが、すぐ近くの石垣で咲いていたヤクシソウです。香川の里山ではヤクシソウはもう花が終わっていると思いますが、暖かい高知ではいまだに綺麗に咲いています。
この日は撮影する花はもうあまりないかと思っていたのに、蓋を開けてみると、結構いろいろ咲いていました。
市街地の手前を流れるのは鏡川?
高知市の川と言えば鏡川ぐらいしか思いつかないので、勝手に、そう思ったのですが、後で地図で調べると、鏡川で合っていたよう・・・。
私としては、街の後ろに見えている山々が気にかかります。
この辺りから山を眺めるのは初めてのことで、どれが何と言う山なのやら?
支度をして歩き始めたのは11時26分のことです。
歩き始める前に、駐車場の後ろに見えているフユイチゴを撮影しておかなければ・・・。
先ほどから気になっていました。
美味しそうに赤く色付いていますが、口に入れるとまだ酸っぱいですね。
やっぱりもっと寒くならないと甘みが乗ってきません。
良い天気でしたが、まだまだ余裕のある駐車場を後にします。
この日は、自宅を出るときに私はストックが見当たらずストックは持っていませんが、Pさんはシングルストック持参です。
↑筆山(ひつざんと読むそうですね、高知の地名の読み方は難しいものが多いです。)山頂へ向けての道はこんな道です。
普通なら「ふでやま」でしょうけどね。
因みに香川には「筆ノ山」というのがありますが・・・。
道沿いには植栽のツバキが植えられていて、我が家の庭に植わっているのと同じツバキが咲いています。
たぶんアケボノかな?
道ばたでまだ咲いているベニバナボロギク・・・。
秋の花ですけど、綺麗に咲いています。
そして、これも香川の里山ではもう終盤だろうと思われるシロヨメナがまだ初々しく咲いていました。
ススキの穂は、上がったばかりのようだし・・・・。
イヌタデの葉も青々としていて、まるで9月か10月に見る姿ですね。
ここが筆山の山頂で良いのだと思いますが、展望台がありました。
高さ10mほどの展望台の上に立つと、さすが・・・・浦戸湾と思しき海が見えます。
太平洋とは言え、湾内は波も立ってなくて、まるで池のように見えました。
北側には高いビル、そしてその後方にちょっと高い山々。
後で教えてもらったのですが、真ん中のちょっと高い山は工石山だったようです。
↑そしてこの画像中央のピラミダルな山が雪光山だそうです。
雪光山も一度は登ってみたい山です。
ここにもヤクシソウがいっぱい咲いていました。
結局、山頂標識のようなものは見当たりませんでした。
筆山から下る道も遊歩道のような道です。
ここで、スマホをPさんの車に置き忘れてきたことに気づきましたが、駐車場は通らないそうなので、取りに行くのが面倒でスマホを持たずに歩くことにします。
Pさんは帽子を持参していますが、私はと言えば、帽子も忘れていました。
少し寒くなると、忘れ物だらけですね(^_^;
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