高知でムラサキセンブリ散策そして南嶺を歩く、その8、鷲尾山山頂へ
山歩きの途中で大きな建物の横を歩くというのも、何か変な気持ちがするものですね。
市街地近くの山なので、そんなこともあり、なんですね。
そういえば、数年前に歩いた六甲の摩耶山は新神戸駅の裏手から登ったのでした。
↑ムラサキシキブの果実らしいのが少しだけ残っていました。
学校のすぐそばですが、植栽ではなく自生のようです。
香川の里山ではヤブムラサキのほうが圧倒的に多いのですが、高知ではムラサキシキブをよく見るように思います。
学校の横手をしばらく歩いたら、今度は南に向かって進みます。
↑遠目にセンリョウの果実が見えました。
これも高知には多いですが、香川の山ではマンリョウは見てもセンリョウはあまり見かけません。
↑こんな葉を見かけました。
高知でよく見るのはナンカイアオイの葉ですが、これはもしかしたらサカワサイシンの葉なのかも?
ナンカイアオイは数年前に花を見ていますが、サカワサイシンはまだ見ていません。
花を見れば区別は出来ると思うので、出来れば花の時期に再訪したいですが、さて??
辺りは杉林に変わってきました。
低山ですが、少し歩くと雰囲気ががらり変わって、変化に富んだコースで面白いですね。
ここは鷲尾山への登りの手前の鞍部のようになっていて、ここからも市街地に下れるようです。
いわば峠になっているようです。
急坂には間伐材などで土留めがされていて、歩きやすい整備が行き届いています。
これも市民に親しまれているという証拠ですね。
この後、もうちょっとで山頂と言うところで出会った方が・・・・。
どこかでお見かけしたような?と思ったら、山仲間のYさんご夫婦の知人で高知のKさんご夫妻でした。
今まで、あちこちの山でも3度ほどお会いしたことがありますので、立ち話が弾みました。
すでに烏帽子山まで歩かれた帰り道だそうです。
私たちは今から鷲尾山なんですと言うと、「それじゃ、早く山頂まで行って、その後良かったら、一緒に下りましょう」と仰って下さいました。
それからは、汗を流しながら必死で登りました(^_^;
宇津木山との分岐をやり過ごしたら、山頂も近いようです。
13時53分、鷲尾山山頂に着きました。
途中で曇るかと思われた天気も持ち直し、青空に青い海、素晴らしい眺めです。
ベンチに腰かけて眺めを楽しむPさんが画像の中に納まりました。
土佐湾って、私たちがふだん呼んでいる浦戸湾のことでしょうか。
ここは高知市民の方たちが初日の出を見に来る場所だそうです。
西の方角で山頂に鉄塔が立っているのが烏帽子山のようです。
時間があれば、あそこまで行くのですが、この日は時間切れですね。
こちらは東の方角で、肉眼では室戸岬も見えてました。
山頂にはまだ1歳ぐらいの赤ちゃん連れの若いご夫婦も登ってらして、ファミリーで来るのにもぴったりの山ですね。
山頂の標高は306mです。
なんだかんだ言いながらも、皿ヶ峰からは150m近く登ってきました。
この日は波も穏やかで、のどかな眺めを楽しむことが出来て良かったです。
山頂には5分ほどいただけで、Kさんご夫妻の後を追っかけるために、早々に下山にかかりました。
薄暗くて、画像がぼけていますが、よく歩きこまれた道を下ります。
土佐塾高校の手前まで帰ってきたら、Kさんご夫妻が待っていてくださいました。
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