高知でムラサキセンブリ散策そして南嶺を歩く、その9、のんびり下山
Kさんご夫妻と再会した後、眺めの良い場所に案内してくださるというのでついていきました。
見晴しの良い場所には先客の86歳の方がいて、見えている山の名前を教えていただきました。
↑中央に見えている山が工石山だそうです。
そのほか、撮影するのを忘れて眺めてばかりだったのですが、新宮付近の笹ヶ峰も教えていただきました。
東の方角には市街地が見えてますが、遠望が利く日には遠く石立山まで見えるそうで驚きました。
下りはKさんご夫妻といろいろなお話をしながらのんびりと下ります。
↑センボンヤリの秋の閉鎖花がもう綿毛になっていますね。
ヤブツバキの落花が所々で見られたのですが、どうしても木で咲いているのを見つけられませんでした。
それにしても11月から咲いてるなんて、早過ぎですよね。
こちらも香川ではあまり見かけないカラスウリの果実です。
川では不思議とキカラスウリのほうを良く見かけます。
カラスウリの種は面白い形をしているそうで、お財布にカラスウリの種を入れておくとお金が溜まるそうで、Pさんが果実を一個採取しましたので、山仲間皆に一個ずつ頂戴と頼んであるのですが(^_^;
樹林の道歩きから再び草原の山皿ヶ峰にさしかかります。
墓地が点在した草原の山は独特な雰囲気です。
帰り道では白花のコバナノワレモコウを見かけました。
そして、なぜか往路では目につかなかったグミの気も数株見つけました。
往路では下ばかり見て歩いてたんでしょうか。
グミは何種類かあるようですが、アキグミのようです。
Pさんが口に入れて甘いというので、私もお味見を。けど、やっぱり渋みが少しあるような?
夕方に差し掛かかってもまだ青い空を背景に赤いグミの実は絵になります。
こちらのアキグミはまだ葉も残っていました。
検索したところ、果実や枝葉もいろいろな効能があるそうですね。
帰りは往路で歩いた道よりも一段下の道を歩きました。
↑これは良く見かけるのですが、キツネノマゴの白花です。
高知に多いシロバナタンポポが早くも咲いていました。
向こう向きに咲いていてピンボケしてしまったフユノハナワラビです。
コシロノセンダングサはまるで園芸種みたいに可愛い花を咲かせています。
これ、私の実家方面でも良く見かけます。
結局、駐車場に着いたのは16時を少し回っていました。
入れ替わりに大きなワンちゃんをお散歩に連れてきた方がいて、いろいろな意味合いで市民の方たちに親しまれている山であるのが良くわかりました。
今回はムラサキセンブリの花を見た後で、時間の制約があって鷲尾山までしか登れませんでしたが、機会があったら、烏帽子や宇津野山にもぜひ足を伸ばしてみたいと思ったことです。
いろいろなコースや山の名前を教えていただいたKさんご夫妻にはお世話になりました。
そして、往復の運転と南嶺のガイドをしてくださったPさんに感謝です。
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