年末2回目の島歩きは高見島と佐柳島、その6、プチヤブ漕ぎで山頂へ
Pさんの話では、三角点まではちゃんとした道はないけど、藪は大したことないそうです。
12月初めに山頂を踏んでいるPさんと、スマホのGPSを持っているRさんと私がいれば、何とか山頂まで行けるでしょう。
↑奥ノ院からは今まで見えてなかった島が見えています。
佐柳島は香川県の島ですが、見えている島はどうやら真鍋島みたいで真鍋島から北側は岡山になるんですね。
毎週土曜日だけ、佐柳島から真鍋島へ渡る船が出ているそうで、そのうち真鍋島にも行ってみたいと・・・・夢は膨らみます。
さて、奥ノ院を出発すると、途端に道ははっきりしなくなります。
それでも、行く手をさえぎられるほどではなく、Pさんの後をついていきます。
スマホの地図ロイドで確認すると、緩やかな稜線を伝って行けば山頂に行けそうです。
目の前に、粟島で前日見てわからなかった黒い果実が出てきました。
粟島で見たときはさっぱりわからなかったのに、この日見ると、なんだかヒサカキのように見えますね。
ヒサカキって葉っぱがこんなに大きかったかしらん?
シマカンギクの咲き残りもあります。
ところどころに、黄色いテープが見えます。
藪とは言ってもこの程度のヤブですから、それほど歩き難い訳ではないです。
途中、一見、山頂らしき場所に出たのですが、スマホの地図ロイドで見ると、三角点はもう少し北にあるようです。前方にまだ高みが見えるので、そこがきっと山頂でしょう。
↑一か所だけ、スズタケのような背の高い藪があって、ここだけちょっと苦労しました。
このヤブを越えると、石積みされた跡があって、Pさんが来たときにもここを通ったそうですから、道はこれで合ってるようです。
最後の登りはなんとか稜線に忠実に登ろうとしますが、ヤブの濃いところは少し外したりしながら登ります。道はなくても、登りは高いところを目指して行けば良いのですから簡単です。
山頂らしき場所に出たのは、11時50分頃でした。奥ノ院から40分かかっています。
開けた場所に出たので、その辺りが山頂かと思ったら、少し東寄りにPさんが三角点を見つけてくれました。
周囲は何もない、わかり難い場所でした。
↑三角点と靴を記念撮影です(^_^;靴はいつも履いているウオーキングシューズ。
三角点も見つかったことだし、三角点近くの開けた場所で休憩にします。
お腹も空きましたが、見晴らしの良い場所まで帰ってからきちんとお昼にすることにして、ここでは虫押さえにおにぎり一個を食べます。
何しろ下りもヤブ漕ぎが少しありますし、下りのほうがルートを外しやすいですから・・・。
どう見ても、この開けた場所のほうが山頂っぽいですね。
昔は島の人が良く登ってきたに違いありません。
12時5分、下山開始です。
藪に見え隠れしてますが、PさんとRさんの姿が見えています。
下りでPさんが見つけたキノコです。
なんだか食べられそうなキノコですね。
ちょっとした小ピークかと思われる場所に赤テープがこんなに巻かれています。
麓から見てもピークらしきのが二つ見えるので、南寄りの小ピークだろうと思われます。
↑ここの藪が一番難儀した場所ですが、それでも長さにして10mもありません。
12時41分、奥の院まで無事に帰ってきました。
ここまで下ってきたら、もう安心ですね。
放置されたミカンの木になっていたミカンと海を撮影しました。
島らしい風景かな?
奥ノ院からの下りは登りとは違う道が見えたので、下ってみます。
こちらにも祠がありました。辺りは竹やぶになっています。
祠の近くに翁の石像があります。
なかなか味わい深い顔の翁です。
神社で翁の石像を見るのは初めてです。
年代を書いてありましたが、昭和初めとか、比較的新しかったと思います。
少し下ると、登りの時に見た海亀の石碑まで出てきました。
奥ノ院への表参道と裏参道ということなんでしょうか?
後は、登りでも歩いた道を下るだけです。
12時56分、登りでも休憩した場所まで下ってきました。
お昼はやっぱり、眺めの良いこの場所ですね。
↑汗を拭う2人・・・。
道のない場所を歩くのはやっぱりかなりの労働なので、汗も出ます。
私はこの日もガスコンロ持参でした。
冬場は熱々コーヒーが飲みたくて、持ってきます。
石段に腰かけてお昼にしましたが、すぐ後ろでは、まだ秋の花のヤマハッカが咲いていました。
暖かいので、12月になっても咲いてるんですね。
眼下には本浦港の灯台が見えて、気持ちいいです。
13時23分、お昼休憩を終えて、最後の下りかかりました。
休憩をしていた場所にも、↑のような小さい祠があります。
天狗さんのお面がかかった本殿を通過し・・・
集落まで下ってきたら13時35分でした。
山頂方面を見上げると、ピーク状のが二つ見えてますね。
手前に見えるのが赤テープが5本巻かれていたピークのようです。
下ってきたPさんに早くも猫がまとわりついていました(^_^;
↓はこの日のログです。
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