年末2回目の島歩きは高見島と佐柳島、その5、大天狗神社奥の院へ
猫ちゃんたちとは、下山してからまた遊んでもらうことにして、天狗神社までのきつい階段を登ることにします。
2年前にも神社まで登ったんですが、短くても結構きつい登りでした。
↑神社の石段の登り口には杖が置かれてあって、PさんもRさんも杖をお借りして登り始めます。
2人の上の方に見えているのが、今から登る高登山の山頂方面です。
私も杖をお借りして登ることにします。
少し登っただけでも、振り返ると海が見えて絶景です。
正面に見えるのが無人島の小島です。
石段の両側は畑になってるようですが、実際に野菜が作られている畑はほんの少しです。
高齢化で、こんな石段を登ってまで耕せる元気な人が少ないということでしょう。
Rさんにこの実は何?と尋ねられました。
ん?ヘクソカズラかな?
葉っぱは綺麗に黄葉するんですね。
石段登りはかなりきつくて、Pさんはすでに上衣を脱いでいます。
この日はそれほど気温高めではなかったですが、高見島で急坂を登るのにすでに一汗かいたうえ、この石段もかなりの勾配なのです。
やっとこさで大天狗神社が見えてきました。
10時47分、神社に到着しました。
やれやれ・・・。
大きな太鼓は2年前に来たときにもありましたね。
最後の石段を登ると、本殿になっていて、本殿手前にピンクのサザンカが咲いていました。
これも2年前に見覚えがありました。
まるで野生のサザンカと同じような花ですが、色がピンクなので一応植栽の花でしょうね。
それでも、今どきの園芸種のサザンカに比べると野趣あふれる花でした。
神社ではお参りを済ませます。
↑神社の撮影をし忘れたので、これは二年前の画像です(^_^;
↑大天狗神社の天狗さんです。
本殿からさらに玉垣沿いに歩いていくと、岩壁にも天狗さんが・・・。
2年前にはここまでしか来てなくて、ここから先は今回初めて歩くことになります。
なおも歩いていくと、黒戸山方面が見えていますが、佐柳島からだとずいぶん小さく見えます。
船で小一時間かかる島まで来ているので、それも道理です。
見晴しの良い場所までやってきたので休憩することにしました。
石段に座って、まずは行動食を食べました。
海を眺めるRさんの向こうに見えているのは朝一で歩いた高見島です。
10時59分、休憩を終えて、いよいよ山頂目指して登り始めますが、その前にまずは大天狗神社の奥ノ院を目指します。
奥ノ院までは道も綺麗とPさんが説明してくれます。
それにしても、ここの石段も結構厳しい登りです。
お年寄りにはこの石段はこたえるでしょうね。
Pさんが何か見つけたのか立ち止まりました。
碑が立っていて、石碑の台座はなんと亀なんです。
それも島らしく、海亀が重い石碑を支えているのでした。
海亀の石碑を越えると今度は尾根道です。
この辺りは落ち葉は多いものの、歩きやすい道です。
かなり前に植えられて、今は放置されているらしいミカンの木が海を臨む場所にありました。
ハッサクか甘夏のような晩柑系のミカンのような?
ヤクシソウが綿毛になりながらもまだ咲き残っています。
さすがに島ですね。
ちょっとピンクがかったコウヤボウキの果実も・・・。
↑帰りに見たときは西日に照らされて↑のような色になってました。
11時11分、奥ノ院に着きました。
ここまでは歩きやすい道でしたが・・・。
海辺からだと30分ぐらいの登りです。
祠は東が正面になっているようです。
Pさん曰く、狛犬の台座が珍しいとかで、撮影します。
確かに、狛犬の台座は直径10センチぐらいの石が積まれて出来ていました。
さて、問題はここから先の道ですね。
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