龍馬脱藩の道から蟠蛇森へ、その4、山頂で美味しいコーヒーをいただく
蟠蛇森山頂はこれが三度目ですが、毎回1月の山行と言うのに快晴です。
高知の空は真冬なのにどうしてこれほど青いんだろう?っと、いつも思ってしまいます。
着いてすぐに、ザックを置くやいなや私は展望台へと駆け上がりました。
蟠蛇森の展望台からは石鎚山系が見えるのです。
初めて来たときは、そのことに驚いたものでした。
四国は東西には長いですが、南北は短いので、太平洋から近い山でも石鎚山系が見えるのです。
↑初めて来たときも2度めに来たときも、雪をいただいて白くなっているので石鎚山系は直ぐにそれとわかったものでした。
ところが、今回は↑のように筒上・手箱は青々としていて、石鎚でさえもほとんど雪なしです。無理もない、私が1月3日に雪のない石鎚に登った後もほとんど雪が降っていないのですから・・・。
これではもしRさんが石鎚山系に登っていたとしても霧氷はあたっとしても、雪上歩行はあまり楽しめなかったでしょうね。
ところが視線を西に移すと、中津明神や大川嶺と言った山々は白く染まっています。
1月半ばに降った雪は高知西部や愛媛西部の山に多く降ったようで、石鎚山系にはほとんど降らなかったようです。こういうこともあるんですね。
この後、高知のAさんに、見えている山をいろいろと教えていただきました。
10分ほども山岳展望を楽しんだでしょうか。
↑須崎湾はあまりにも天気が良すぎて、この日は霞んで見えていたようです。
上から眺めるとKさんがお湯を沸かしてコーヒーを入れてくださっているようです。
そういえば、Kさんだけ展望台に上がらずに皆さんのためにコーヒーを入れてくださったのでした。
そういえば、11月に徳島の鈴ヶ峰にご一緒した時にも美味しいアイスコーヒーを御馳走になったのでした。
山頂で久々に本格的な香りのよいコーヒーを戴くことができました。ありがとうございました。
おまけに残ったお湯をわけてもらってミニラーメンを作ることができました。
私もいつもはガスコンロ持参なのですが、この日は後でバイカオウレンを見に行くのでザックにマクロレンズを入れたらガスコンロを入れる余裕がありませんでした。
そして今回も入れていただいた美味しいコーヒーで皆で乾杯です(reikoさん、画像お借りしました)
皆が持ち寄った、いろいろなお菓子も分けて、今回は(も?)豪勢な食後のデザートでした。
この間、帽子を忘れていた私は、直射日光が眩しくて困りました。
高知の陽射しは1月と言えども、強烈ですね。
お腹いっぱいになったところで、その辺りを散策です。
↑何か枯れた花があると思ったら「秋リンドウ」という名札が・・・。
高知にはハルリンドウも咲くので、区別するために普通のリンドウを秋リンドウと呼ぶのかしらん?
それにしても香川では秋に咲くリンドウですら、もうほとんど見られないのに、山頂ではその辺りにいっぱい見えました。
そして、ここにはハルリンドウも咲くのですが、Eさんが熱心に探してくださってロゼットが見つかりました。
いつかはハルリンドウが咲くころにも登ってみたいものですけど・・・。
そうこうするうちに、賑やかな声がしてはるちゃんご一行が到着されました。
相変わらず女性陣を従えてらっしゃいます(^_^;
たちまち、はるちゃんを囲んでお喋りに花が咲きました。
そして、最後にはるちゃんパーティーも一緒に皆で記念写真を写します(ピオーネさん撮影)
御年91歳のはるちゃんに、今年も元気を分けて頂けましたね。
下山する前に、はるちゃんたちが立ち寄られたという石鎚神社に私たちも寄ってみることにしました。
場所は三角点から西側にほんの少し下ったところです。
なるほど、小さな祠があって石鎚神社と書かれてました。
近くには石仏が2体、岩壁を背にして安置されています。
教えて頂かなければ、これはわかりませんね。
山頂があまりにも心地よかったので長居をしましたが、12時33分、下山にかかりました。
下山でもトップを歩かれるEさん。
青空にタカネハンショウヅルの綿毛が気持ちよさそう・・・。
蟠蛇森ではお馴染みの車道歩きです。
まるで3月の陽気で、陽だまりハイクですね。
車道を少し歩いたところで、登山道を下りて行きます。
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