雪なしでも山仲間と出会いを楽しんだ石鎚、その1、青々とした山肌
元日早々にユキワリイチゲ散策を楽しんだ後、時間が少しあったので、満濃の竜王山の偵察でもしようと車を走らせました。
足慣らしに稜線まで少し登っても見たのですが、その前に山仲間のPさんに電話して、一緒に竜王山に日にちが合えば登ってみませんか?とお誘いの電話を入れたのでした。何しろ年末は大掃除もしないといけないし、娘一家が帰っていたのでおさんどんが大変だったのですが、2日以降はようやく解放されることとなったので、山に登りたくてうずうずと言う感じです。
するとPさんが「里山も良いけど、なんだったら高山も登りますか?」と。私としては山ならばどちらでもOKです。高松のRさんも少しは落ち着いたかしらんと思い、声をかけてみることに・・。ラインで連絡したらRさんもOKとの返事。
ということで、急遽、1月3日の石鎚行が決まりました。
↑冬の石鎚にはこれが三度目でしたが、白くない天狗岳は初めて見ました。
↑因みにこちらは2011年、1月8日撮影の真っ白な天狗岳です。
さて、Pさんとは豊浜SAで6時に待ち合わせなので、Rさんとは5時半に丸亀のいつもの場所で待ち合わせでした。時間には正確なRさんが着くのが珍しく遅いな~と思ったら、久々に山らしい山に登ることになったRさん、道を行き過ぎてしまったらしいです。(^_^;
ともかく豊浜SAではほぼ時間通りにPさんを拾い、石鎚ロープウエイの乗り場目指してまっしぐら、と言いたいところですが、西条のいつものコンビニで食料調達です。
いつもだと、このコンビニに着いた頃には夜が明け始めて明るいのですが、この日はまだ暗いです。正月三が日から石鎚に来たのは初めてのことで、まだ日の出の時間が遅いようです。
R194を南下してロープウエイ駅方面へと向かうのですが、途中、石鎚の姿が見える場所があるのですが、山肌は白いところがまだらで、まるで4月初めぐらいの感じ?
撮影意欲がそがれてしまい、一度も停まらずに、まっすぐロープウエイ乗り場まで来てしまいました。
ロープウエイ駐車場に着いたのは7時24分のことでした。
駐車場は三が日にしては車の数が少ないですね。って、ロープウエイ始発は8時ですから、そんなに早く来ても仕方がないんですね。いつもの雪のある年だと、ここに来るまでにも何度も白い石鎚の姿を撮影して時間を食っているので、こんなに早く着いたことがないのでした。
因みに駐車場はお正月料金で1000円になっていました。いつもだと500円でしたよね。
これも初めてでしたが、いつもならロープウエイの駅まで送迎バスがあるのでそれに乗っていたのですが、この日はバスが見当たらないので歩いて登ります。時間が早過ぎて、まだバスが運行してなかったようです。
しばらく待った後、切符売り場が開いたので、並んで買います。
時刻はまだ7時35分。
こんなに早く着いたことがなかったので、今までは始発のロープウエイに乗った試しがなかったのですが、今日は始発にばっちり乗れそう・・・。いつも山頂で慌てて引き返すのですけど、時間も余裕が少しあるかな?
ロープウエイに乗るまでの時間を利用してスパッツをつけました。
ロープウエイに乗り込んだものの、上を見上げても白いものは皆無。
おまけに青空ではないので、テンションが下がります。
この日の天気予報は曇りのち晴れ。そのうち晴れてくるでしょうが、朝のうちは仕方ないかな?
成就駅に着いたものの、やっぱり辺りは銀世界どころか、コンクリート道が露出していて、去年の1月18日に来たときには駅からアイゼンをつけて歩いたのが嘘みたいです。
↑歩き始めたのは8時9分です。
展望所から見える瓶ヶ森もこれではね~。
標高1900mほどもあるというのに、白いところがありません。
↑2011年の成就駅はこんなでしたけど・・・。
この日は結果的に夏山とほとんど変わらなくて要らなかったのですが、私も久々の冬の高山と言うのに、ストックのバスケット(と言うそうです)をつけ忘れてきていたのですが、ちゃんとつけてきたRさんも、成就社に着くまでにバスケットを二個とも落としてしまったようです。
↑バスケットを落として、ちょっと思案顔のRさん。
道中は霧氷どころか雪が一つもないので、こんなツララの融けかけたのでも撮影しますか。
シモバシラも一応、今季初見です。
いつもなら霧氷を何十枚も撮影するので、成就社に着くまでに時間を食いますが、この日は8時32分に早くも成就社に着きました。
↑これ、去年の1月18日撮影です。
同じ場所なんですけど・・・。
良く考えてみたら、年明け後すぐ近くのお寺に初詣したものの、神社にはこれが今年初の初詣です。
無事の登山も祈ってまずは本殿にお参りします。
本殿にはみかんのお接待があり、Pさんは早速、行動食にといただいてたようですが、私はこの日はガスコンロも持参しているので、ザックに余裕がなく、みかんは諦めます。
こちらは遥拝殿でしょうか?
ガラス張りの窓の奥に石鎚が姿を見せてくれています。
青空はないものの、ガスってないので良しとしましょう。
申年と言うことで、絵馬にもサルが描かれています。
この後、本殿前に置いたザックを取りに行ったら、見覚えのあるチエックのシャツ?が見えました。
顔を見てびっくり。なんとまぁ、高松の山仲間のKさんではありませんか。
この日はKさんのお仲間の、同じくKさんと一緒に来られたそう。
と言う訳で、成就社からは↑二人のKさんとつかず離れずで歩くことになりました。
神門を歩き始めたのが8時44分のことです。
去年はここを歩き始めたのが9時7分ですから、ほぼ30分早いですね。
コメント