低山ながら好展望の和気アルプス、その2、和気富士はツツジ多し
赤い鳥居が登山口のようです。
8時27分、鳥居を通過しました。
↑鳥居をくぐるYさんの奥さんとFさん。
鳥居をくぐってすぐはこんな石段の道です。
ここはまだ神社の参道と言うことですね。
鳥居からほんの1分ほどで神社に出ましたが、この神社の名前はなんと最上稲荷だそうです。
最上稲荷と言えば、総社の近くに有名な神社がありますが、ここの最上稲荷はなんともひっそりとした神社でした。
神社すぐ横手に案内板があって、和気アルプスの地図がありました。
それによると、和気神社までは一般向けのコース、それ以後は上級者向けとなっています。
いよいよ山道になりました。
先ずはソヨゴの赤い実が見えてきました。
この後も、ソヨゴはあちこちで見ることになったのでした。
登山道はなかなか急坂ですが、ちゃんとジグザグが切ってあって、讃岐の里山ほどの急登ではなくてほっとしました。
鳥居からほんの10分しか登ってないというのに、この展望です。
香川の里山は、たいてい瀬戸内海が見えるのですが、ここは吉井川が素晴らしいですね。
途中から道の両側がツツジの繁みになってきました。
どうやらコバノミツバツツジとモチツツジの2種類が自生しているようです。
立木には「躑躅の小径」と書かれた札がかけられていました。
4月半ばにはさぞや素晴らしいながめになるんでしょうね。
気の早いコバノミツバツツジがすでに紫色の花芽を膨らませています。
8時49分、↑のような説明板が出てきて、どうやらこの辺りが山頂のような雰囲気です。
標高はわずか173mでした。
説明板によると、やはり和気富士はツツジの名所なんですね。
三角点がありました。
山頂周辺はコンクリートで固められていて、もしかしたらヘリコプター用でしょうか?
車道はついてない山ですから・・・。
山頂からは立木が邪魔で展望がイマイチです。
再び、縦走路まで下って、縦走路を歩くことにしました。
秋に熊山に登った時も感じましたが、和気町は山陽本線が通っていますが、線路の北側にも小高い山があり南側にも山があるのですね。
瀬戸内海沿いを走る予讃線と違い、思ったより内陸部を走っています。
ところどころで、「縦走路」と書かれた札がかかっています。
和気富士山頂からは、一旦下るようです。
この頃には体も温もって、皆さん、上衣は脱いで歩くようになりました。
keitann様 こんにちは
冬枯れの低山歩きとなりますと、下の平野の眺め以外はどの山でも似たような道筋となりますね。
でも山の稜線歩きで、平野を流れる川を見下ろすことができるのはそう在ることでもなさそうですね。
空模様がこの日の山行の先行きを保証してくれているようです。
投稿: ぶちょうほう | 2016-02-12 12:08
ぶちょうほう様、こんばんは。
冬場の低山歩きは単調ですが、それでも2月ともなるとスミレが咲いていたり
ツツジの早いのが咲いていたりしますね。
和気アルプスは標高は低いですが、小さな峰が連なっていて、確かにアルプスと
いえば言えなくもありませんでした。
それに和気アルプスのいちばん西側に位置する和気富士からは吉井川の流れが
誠に素晴らしかったです。ほとんど水が流れていない讃岐の川と違い、水量満々で
ゆったりと流れる様は中国地方独特かもしれませんね。
予報ではそれほど天気は期待できないと思っていたのですが、青空が出てきて
山も天候も期待以上となりました。
投稿: keitann | 2016-02-12 22:35