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2016-02-10

低山ながら好展望の和気アルプス、その1、アプローチ

今年に入って、毎週のように順調に山歩きが出来ていたのですが、1月の最終の週末は大事な来客があって山にはさすがに行けませんでした。関東で住んでいる息子が彼女を連れてきたのです。

その週は高松の山友達のRさんも娘さん夫婦が帰省されていて、お互いに山には行けなかったのですが、2月の最初の週末の7日はRさんも私も山に行けそうということです。丁度セツブンソウの季節でもあるし、和気富士に登ってセツブンソウを見るも良し、天気が良ければ雪山の毛無山でも良しと思っていました。せっかく岡山に行くなら岡山のYさんご夫婦にも声をかけてみようと思い、メールしたところ、Yさんたちも7日は大丈夫とのこと。

ところが、週末が近づくにつれ岡山県北の天気があまり良くありません。いくら毛無山に雪があっても曇り空や雪が降っているのでは、テンションも下がりますね。Rさんにどうしますか?と相談したら、和気富士にしましょうということで、行先は和気富士に決まりました。

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↑トップ画像は最初に登った和気富士山頂付近から眺めた吉井川方面です。

標高170mほどとは思えないほど素晴らしい眺めが眼下に広がっています。

5日には行き先が和気アルプスに決定したことを岡山のYさんご夫婦とPさんに知らせました。

Yさんからは集合場所を吉備PAにしましょうと言う提案がありました。

前日6日になって、Pさんも参加できるという知らせが入り、賑やかになりそうな気配です。

香川組の私たちは坂出のいつもの場所に6時半集合、吉備PAには7時半には着く予定です。

ところが、当日、坂出の集合場所に着く前にコンビニでおむすびを買おうとして、財布をウエストポーチに入れ忘れていたのに気づきました。財布には免許書も入れてあるので、この日は私が車出しをするつもりだったのに、急遽、Rさんにお願いすることになりました。お金はPさんにお借りしたのですが、最近、やたら忘れ物が多くなり、「これが老化ということ?」と我ながら情けなくなりました。(^_^;

吉備PAには7時10分ごろには到着したのですが、Yさんたちがすでに到着されていました。

ここで嬉しいサプライズ、7月に大山振子沢をご一緒したFさんも参加されていたのです。

Yさんご夫婦とも8月の土佐矢筈以来の再会を喜び合いました。

私たちは和気アルプスを登った後に間のセツブンソウを見る予定でしたが、Yさんたちも同行されるとのことで、結局、Yさんの車に同乗させていただくことになりました。

7時40分ごろには和気インター目指して出発することができました。

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和気インターで高速を降りてしばらく走ると、山陽本線の線路の向こうに和気富士が見えてきました。

なるほど、こちらから眺める姿は富士ですね。

昨年9月に熊山に登った時に、山頂でお会いした方に、東の方に見えているのが和気富士ですと教えていただいたのですが、こんなに早く登るチャンスが訪れようとは思ってもいませんでした

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7時57分、和気町役場に車を駐車しました。

Rさんが検索したところ、金剛川の河川敷か公民館に駐車すると良いとあったそうですが、町役場も駐車場所としては良い場所だったように思います。

20160207_080440_2出発する前に役場の前の道路からスマホでパノラマ画像を撮影しました。

和気アルプスは東西に長いので、パノラマ画像にしないととても一枚の画像には収まりません。

当日の天気は正直それほど期待してなかったのですが、蓋を開けてみると青空が広がって、上々の天気になりました。

Yさんの奥さんからは各自2個ずつ美味しそうなパンが配られました。

奥さん手作りのパンで、これが絶品でした。

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身支度を整えたら、8時10分、和気富士の登山口目指して歩き始めます。

下山後にセツブンソウを見に行くので、少しでも早いスタートが望ましいと思っていたのですが、これも思っていたより早いスタートになって幸先が良いですね。

清々しい朝の空気の中、気分良く歩き始めます。

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まずは町役場前の道を西へしばらく歩き、金剛川を渡ります。

金剛川はどうやら吉井川の支流のようでした。

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金剛川にかかった橋を渡ります。

正面に和気富士が見えています。

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橋を渡ってほんの少し西に歩いたら、目の前に何か大きな岩の面が見えてきて、何やら説明が書いてありました。

読んでみると題目岩とあります。

岩の面に「南無妙法連華経」と刻んであるようです。

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題目岩のところから旧道らしき道を西へと歩きます。

道沿いには桜の木が植わっていて、春には華やかな雰囲気になるんでしょうね。

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すぐに「和気富士健康づくりの路」という道標がありました。

ここから北へと曲がります。

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民家の庭に鮮やかな紅梅が咲き、良い香りを漂わせていました。

ここ和気の町は盆地のような地形で、気温が他の場所より低めとのことですが、それでも今年の暖冬のおかげで2月初めに梅がこれだけ咲いているんですね。

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この日も先頭を歩いてくださったのはYさんの奥さんです。

続いてFさん・・・・振子沢の時と同じオーダーでしょうか。

お二人とも良いペースで歩かれるので、引っ張っていただけました。

赤い鳥居のところがどうやら登山口みたいですね。

コメント

keitann様 こんにちは 久しぶりで、やらせていただきました。
今回は海の向こうまでの遠征でしたね。
岡山県に和気郡があって、和気町まであるとは知りませんでした。
三河から遠く離れていますので、もう外国とほとんど同じことですね。

山の支度でうっかり忘れるということは、比較的よくあることではないでしょうか。
小生の一番ひどいのは「靴」でした。
水筒を持ってこなかった友達もいましたね。先日はお昼の食べ物を持ってこなかった人もいました。
小生はお金を忘れてツアーに参加して、初めて口をきく参加された人からお金を借用したこともあります。
学生時代は電車で行って登山する予定だったところ、家で寝ていて、同行の友達の一人が、駅で途中下車して、往復20分の道のりでしたが、小生を起こしに来させてしまったこともあります。
未だ普通の電話すらも無い時代でしたので、これは悪いことをしました。

この季節は低い山から、または山の低いところから楽しみが始まりますね。
まずは”富士山”に取付かれるところまででしたか。
天気の良い日となり、山のお友達に恵まれて、楽しい時間が始まりましたね。

こんにちは。和気富士というのがあるんですね。子供の頃は大の鉄道ファンで時刻表を愛読書としていたことがありました。その頃、東海道本線、山陽本線の駅名を暗誦するという酔狂なことをやりまして、その際の「相生・・・三石、吉永、和気、万富・・・岡山」というのが今でも出てきます。変な子供でしたね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

ほんとは、鳥取と岡山の県境の山なら雪が多いので行きたかったのですが
この日は気温が低くて高山は雪の予報が出ていて諦めました。
橋を渡るということは費用は余分にかかりますが、時間的には石鎚の登山口に
行くより、よほど短時間で登山口に行けるのです。
なので、岡山の山にも年に数回は登っています。

老化なのか、最近、忘れ物がひどく、このときは同行の山友達にお金を借りましたが
それ以前にも里山には財布を忘れたことが2度あります。
一度はやはり山仲間にお借りし、単独で里山に登った時は車に会った小銭でなんとか
飲み物とおにぎりぐらいは買えたと思います。
登山靴を忘れたことも一度ありますが、ウオーキングシューズで登りました(標高1400
程度の山です)
集合時間に寝過ごして、携帯に電話がかかってきたこともありました。(^_^;
思い起こせば、小さなポカは数えきれません。
デジカメを忘れて携帯のカメラでしか撮影できなかったことや、メモリーを忘れたことも
数度あると思います。
大勢で行くと、遠足みたいで楽しいですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

そうでした、熱狂的な鉄道ファンでいらしたのでしたね。
私はそこまでファンではないですが、学生時代には旧国鉄を利用利して山に登って
いたので、中央線や上越線の駅名は結構馴染みがあるかもしれません。
一人旅も周遊券で回りましたし・・・。
青春18きっぷを利用するようになってからは山陽本線や東海道本線はずいぶん
身近になりました。
吉永、和気、万富・・・よく御存じですね。
岡山以東の山陽線や東海道線はよく利用するので駅名もかなり覚えました。去年秋は
初めて尾道以西の山陽線に乗りましたが駅名はまだ覚えるところまでいきません(^_^;

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