国見山から伯耆大山が見えた、その2、ブナと青空
思った通り、防火帯を登り切ったら、そこは自然林になっていました。
真っ青な空を見上げましたが、残念ながら霧氷はありません。
↑上を見ても見えるのは青空と葉の落ちた木々の枝だけです。
う~~ん、これに霧氷があればどれだけか綺麗でしょうね。
でもこんな上天気だもの、この上霧氷が欲しいと言ったら罰が当たりますね。
稜線に出たら雪が結構深くなりました。
この辺りで10センチぐらいの積雪かな?
登山道沿いのブナを見上げると、すごく複雑な枝ぶりですね。
曲がりくねっています。
この辺りははっきりとした尾根道ですが、この先、稜線の東側を巻いたり、西側を巻いたりします。
真白な雪の上にブナが影を落として、私の好きな光景です。
ブナが出てくると、Rさんの足が止まるようで、振り返るとRさんだけがかなり後ろの方に・・・・。
それにしても、風も全然なくて、まるで陽だまりハイクのような雪上歩きです。
霜柱が出てきたので、街に住む私としては珍しくて仕方がないので、撮影せずにはおれません。(^_^;
色白のブナの幹にブルースカイがほんとに綺麗・・・。
こちらは、国見山のブナの中ではかなり存在感のある株でした。
↑この辺りは稜線の西側を巻いてますね。
かと思えば、今度は東側を巻いています。
やがて、北側の視界が開けた場所に差し掛かりました。
阿讃山脈とその向こうに飯野山も見えています。
山頂の展望が楽しみ~。
↑この辺がコース中で一番雪が深い場所でした。
さらさらのパウダースノウが気持ち良くて、ついつい遊んでしまいます。
おや、これはシロモジの花芽ですね。
秋に砥石権現で見た時より花芽が膨らんでいます。
花を見られるのは、4月の末ぐらいかな?
カタクリが咲くころがシロモジの花の時期と思っているのですが、そういえば国見山でもカタクリの花後の姿を見ているのでした。
登山道は稜線の西側を巻くようになり、この辺は日当たりが良いのか雪もかなり融けています。
行く手に白い祠が見えてきました。
祠の下には小屋もあるようです。
小さい祠ですが、狛犬もちゃんと一対鎮座しています。
ここが国見神社でしょうか?
小屋の横を通過するときは、屋根から雪解け水がぽたぽた垂れているので、足早に通過します。
祠からほんの少し歩いたところから、山頂に向かって最後の登りが待っていました。
この斜面も雪がすっかり融けてしまって、ぬかるんだ道になっていました。
Pさんも「これなら雪があるほうが登り易いのに」などとぶつぶつつぶやいていました(^_^;
最後の急斜面はほんの1分ほどで登れますが上を見上げると山頂標識が見えています。
ほんと、呆気なく山頂に着きました。
10時26分、国見山山頂に到着です。
ゆっくり登っても1時間半で登れるんですね。
山頂には当然ながら誰もいなくて、貸切でした。
コメント