国見山から伯耆大山が見えた、その1、雪は少しだけ
娘が3月初めに第二子を出産することになったので、2月後半からは遠出は出来なさそうです。幸い建国記念日の2月11日はお天気も良さそうだし、ぎりぎり山行が出来そうなので、その前の和気アルプスの時から11日はどこかに行きましょうと言うことを話していました。
問題は行先ですが、大山や岡山の毛無山に行けばたっぷりと雪はあるでしょうが、7日に岡山の和気アルプスに行ったばかりなので、続けての遠出はちょっと大儀ですね。かといって石鎚山系は遠いし・・・。和気アルプスに決まる前に国見山でもとRさんと話していたのを思い出し、では国見山は?ということで即決まりました。
何でも国見山は手軽に登れ、霧氷も結構あるらしいです。Rさんは昼から出発して登ったこともあるとか(^_^;それほどお手軽な山らしいです。私は?と言えば、国見山には花散策で二度ほど登っているのですが、山頂まで行かず、花の咲いている場所までしか行かなかったという情けない話で、一度ぐらいは山頂も踏まないとね・・・。
↑2月11日の快晴のもと、ブナと雪です。
なんてったって、この日は遠く離れた伯耆大山が山頂から見えたほど、素晴らしい大展望だったのです。
いくら午後から登っても大丈夫とは言え、県外の1400mの山なので、集合は仲南の道の駅に7時としました。私としてはこれでも遅いかな?と思いましたが、PさんもRさんも国見山に行くには早い時間と思ったそうで、てっきり後から花散策があると予想されていたようです。(^_^;
自宅を出る頃から朝焼けが素晴らしくて、この日の好天が予想できました。
阿讃山脈にも雲一つかかっていません。
7時前にRさんと集合した後、Rさんの車で今度は財田の道の駅へ。ここで、Pさんが乗り込む手はずです。
3人そろって、久しぶりに高速ではなく国道32号線経由で祖谷方面を目指します。
ところが、霧氷を期待していたのに、32号から眺める山々は全然白くないのです。
健康記念日辺りは乾燥注意報が出るほどで、空気が乾燥しすぎていて、霧氷の条件が揃わなかったようです。
32号沿いのコンビニでいつものように食料調達した後は橋を渡って県道45号へ。ここまではしょっちゅう走っている道ですが、昔、料金所だった門の手前から右折します。この道のことは亡くなった山友達のTさんに何度も聞いてましたが、私たちは国見山に行くときはいつも神社から登っていたので、私としてはこの道は初めてです。
今では下の登山口、上の登山口があって、今日は上の登山口から登るらしいです。
↑林道に入ってしばらくは全然雪がなくて、3人とも少々気落ちしたのでした。
しばらく走ったらやっと路肩に雪が少しだけ見えてきました。
そして、場所によってはまずまずの雪があります。
さて、山の中はどんなでしょう?
↑上の登山口に着いたのは8時40分ぐらいでしょうか。
他の車は一台もありません。
去年みたいに雪が多い年は、とても上の登山口まで車で来られないとのことですが、この日は順調に入れました。
用意も済んで、登山口付近で佇むRさん。
歩き始めは8時50分でした。
登山口にはこんな案内図がありました。
それによると登山口の標高は1030m、国見山山頂は1409mですから標高差は400m弱です。飯野山を登るぐらいの感じでしょうか。
1時間半もあれば登れると、Pさん。
登山口からすぐは階段になっていて、階段から振り返ると、南側に梶ヶ森が綺麗に見えています。
このぶんだと、展望が楽しみですね。
階段を登り切ってすぐは雪も全くなく、夏道同然でしたが・・・
すぐに雪が出てきました。
3人とも大喜びです。
何しろ今年の四国の山は雪が少なくて、お正月の石鎚ですら成就社にも雪がまったくなかったのですから、今年は雪の上をほとんど歩いてないのです。
雪の上には前日に誰か歩いたのか、足跡も残っています。
雪があるだけで、気持ちも弾みますね。
しばらくすると、いったん植林の林になったのですが・・・・
すぐにまた自然林になりました。
シジュウカラだかエガラだか、小鳥がいるのですが、画像失敗です。
カメラを構えるRさんは何を撮っているんでしょう??
Rさんの背後に、どこかの山なみが見えていて、それも気にかかります。
9時14分、ここから防火帯の登りと言う場所までやってきました。
ここからは急登なのだそうで、アイゼンをつけることになりました。
気温が上がってきて、暑くてたまらないので、一枚脱いで、ウエアは一枚だけで登ることにしました。
アイゼンをつけて登り始めるとすぐに林道らしきものが見えていて、Pさんが偵察に行きます。
新雪が気持ち良いと喜ぶPさん・・・
この後も、林道を見かけました。
伐採した杉を運び出すのでしょうか。林道がずいぶん上のほうまでついてるもんですね。
見上げると防火帯を登る道。
かなり急でアイゼンがなければ、滑って登り難いことでしょう。
東側に杉の木々の間から、山が見えてきました。
これも気になるところですが、もっと上まで登れば全貌が現れるでしょうから、それまでの辛抱ですね。
上を見ると、急な登りも一段落なのか、先に青空が見えてきました。
ウエア一枚でもまだ暑いほどですけど、もう脱ぐものがないですね(^_^;
ご無沙汰しています。
某掲示板でしばらく遠出出来ないようなことを書いていたので、
体調が悪くなったのかと心配していました。
おめでたい話で安心しました。
可愛いお孫さんが増えるのは無上の幸せですね。
投稿: 佐々連 | 2016-02-21 22:53
佐々連さん、こんばんは。
こちらこそご無沙汰しています。
そうなんです。
私のほうは体調もばっちりなんですが、娘のお産だけはやはり面倒を
見てやらないと・・・。
上の孫娘の世話もありますしね。
今年は息子も結婚しそうだし、こういうことで忙しいのは喜ぶべきなんでしょうね(^_^;
4月後半には山復帰の予定です(^_^;
投稿: keitann | 2016-02-21 23:37