マンサクの花に霧氷、その2、思わぬ霧氷に大喜び
アテツマンサクの花は良く見ると斜面の上にも下にも見えていますが、見る角度によって見え方がずいぶん違います。
そして、少しでも晴れ間が出たらと、シャッターチャンスを狙います。
↑個体によって開花状況はいろいろですが、これはいちばん花つきが良いと思った株です。
ただ、どの木も結構大きくて、なかなか花のアップまで撮れないのが残念です。
時折、淡い青空が見えるので、慌てて青空背景の画像を狙います。
この場所でマンサクを眺めたり撮影したりで30分近くもいたでしょうか。
早出をしたおかげで撮影時間はたっぷり取れます。
9時20分ごろ、ようやく山頂目指して歩き始めました。
↑カラマツの芽はまだまだ固そうですね。
やがて、尾根に出たと思ったら、周囲の様子が一転しました。
思わず「霧氷」と大声でPさんに知らせます。
そうなんです、山の南面から登るときは霧氷がついてなくて、北面に出ると霧氷が現れるというのは、何年も前に10月末の三嶺に登った時にも経験していたのでした。
それでも今回はもう3月下旬と言う時期だったので、霧氷を期待する気持ちはこれっぽっちもなかったのです。それが思わぬ神様のご褒美ですね。
Pさんが「ばーばへのご褒美やね」と、言ってくれました。
お正月三が日の石鎚でまさかの霧氷なし雪なし山行、2月の国見山もあまりにも天気が良すぎて霧氷がまったくなく、霧氷を期待してなかった山行でこんな見事な霧氷に会えようとは・・。
2月末から娘と孫のために山歩き自粛していた私へのご褒美だと、勝手に解釈することにしました(^_^;
独特の新芽のついたカラマツにも霧氷が・・・。
↑エビの尻尾と言うにはちょっと繊細な霧氷かな?
↑別にモノクロで撮った覚えもないのですが、この辺りはガスが漂っているので、時にこんなショットになります。
法皇山系や赤石山系は海からの湿った風が吹き付けるので、特に霧氷ができやすいようです。
私たちが登った前日は雨模様だったので、空中湿度が高かったのも良かったようです。
時折、ガスがなされて青空が見えます。
この日は快晴予報なので、次第に青空になるはず…それを信じましょう。
前の週にも豊受山ですごい霧氷を見ているはずのPさんも私に負けず劣らず興奮している様子。
霧氷があると絵になりますね。
何とか帰りまで霧氷が持ってほしいものですが・・・
って、帰りは周回コースを歩く予定なのでした。
青空背景だと雰囲気ががらりと変わります。
撮影しながらも少しずつ山頂に向かって歩いていきますが・・・
針葉樹に霧氷がつくと、こんなになるの?
赤星の尾根に多いシャクナゲの葉っぱに着いた霧氷は葉っぱをぐるりと囲むように着いていました。
ガスが漂って、何とも幻想的な雰囲気の登山道です。
こんにちは。霧氷を写真に撮ったことはありませんが、とても綺麗ですね。葉の形によっていろいろな姿になるんですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2016-03-29 07:54
多摩NTの住人様、こんばんは。
四国の山はそれほど雪が降り積もらないので、蔵王みたいな樹氷は見られませんが
空中の水分が枝などに着く霧氷は結構観察できますよ。
ブナの霧氷は青空バックだととても綺麗なんですが、この日は針葉樹やシャクナゲなど
いつもはあまり霧氷のついているのを見たことのない樹種でも見られて、良い経験でした。
投稿: keitann | 2016-03-29 22:40