マンサクの花に霧氷、その4、二ツ岳や平野部も見えた
着いたときには海は見えず、山頂から北側はガスで真っ白だし二ツ岳方面も見えなかったのですが、そのうち晴れて来るはずとお昼を食べながら晴れるのを待つことにしました。
すると案の定、そのうちに二ツ岳が見え始めたのです。
見る見る間にガスが脹れて二ツ岳が見えてきました。
私たちが着いてからしばらく後に来られた単独の男性の方に「あの山は何と言う山なんですか?」と尋ねられたので、「二ツ岳ですよ」と答えます。二ツ岳を知らないなんて四国外の方かと思ったら、そうではなく松山方面の方で、東予の山はあまり登ったことがないのだそうです。
確かに、赤星には西讃から行くよりも松山からの方が遠いかもと変に納得してしまいました(^_^;
もう一度霧氷を撮影しようと、慌てて霧氷の方に向かうPさん・・・。
私たちが到着してから30分も経った頃には2組か3組の登山者の方が来られていました。
さすがに3連休のことだけはありますね。
山頂付近のマンサクは樹高も低いので、マンサクの花に着いた霧氷が手に取るように見えます。
青空をバックにしてレモンイエローの花と白い霧氷何とも言えず綺麗でした。
こんな珍しいシーンを見られるなんて、しょっちゅう山登りしている人でも滅多にないことでしょうね。
今年はマンサクの咲くのが特に早かったから、こういう光景が見られたわけです。
最初は真っ白だった瀬戸内方面も次第にガスが脹れてきました。
マンサクの花越しに川之江の平野部が見えます。
そして、時間が経つにつれ、青い瀬戸内海も見えてきました。
後一ヵ月も経てば、カタクリ見物で、この山頂も賑わうことでしょう。
私たちが山頂に着いてから30分以上が経つ頃には、念願の青空に霧氷が・・・。
やっぱり、北側に面したところは霧氷も良く残っていますね。
10時50分、そろそろ山頂を後にして周回することにします。
↑名残惜しそうに海を眺めるPさん。
マンサクの次に、カタクリの頃に黄色い花を咲かせるシロモジの花芽が膨らんでいました。
文句なしの青空となって、ほくほく笑顔で山を下ります。
下り道では、場所によってはこの陽射しで霧氷がかなり落ちていました。
11時9分、分岐を周回路へと向かいます。
こちらの山肌もお日様が射しているので、霧氷は落ちているようですね。
枝越しに二ツ岳が見えますが、やっぱり木の枝が邪魔かな~?
そして、こちらのコースもマンサクがいっぱいでした。
2年前にも同じ時期に同じコースを歩いているのに、年によってずいぶん開花状況は変わるものですね。
一か所、崩壊部分があって、ここだけは慎重にわたります。
崩壊部分を渡り終えて、マンサクに見入るPさん。
Pさんの視線の先はこのマンサクの木。
ここからはちょっとした谷の横を下りますが、谷には少しだけ白いものが残っています。
一週間前はかなり雪があったそうですが、20日にはその雪もほとんど消えていました。
風が当たらず、ほっこりできる場所があったので、ここで休憩を取ることにしました。
この日は自宅に美味しい文旦があったので、前夜にいっぱい皮をむいたのを持参してきたのです。
思い起こせば、私が赤星山で見ず知らずの高知出身のご夫婦に文旦を御馳走になったのは14年ぐらい前のことですね。それまで文旦を特に美味しいとは思わなかったのですが、そのときいただいた文旦がとても美味しくて、それ以来文旦が大好物となりました。
レモンイエローの花を見ながら、レモンイエロー色の文旦をいただきました。
どちらも爽やかですね。
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