今年も三辻~工石でアケボノツツジを楽しむ、その1、花つき良し
4月の第2週末に行き先の候補として上がっていた三辻山~工石山周回コースですが、アケボノも見ごろになっただろうということで、4月第3週末の行先となりました。
山行は16日の土曜日に決定しました。
私も去年の4月に三辻山にはPさんに連れて行ってもらったのですが、Rさんは去年は都合がつかず、三辻山にまだ行かれてないのです。こんな良い山はRさんにもぜひ行ってもらわないとね、ということで、すぐに決まったのでした。
↑今年のアケボノは去年よりは花つきも良くて、去年以上の花を楽しむことができました。
↑下から見上げて撮影した画像です。
アケボノツツジは幹も黒々として、鮮やかなピンクの花との対比も美しいですね。
それほど時間のかからないコースですが、お天気が午後から崩れるとの予報だったので、集合は早目にしました。丸亀某所でRさんと私が集合し、豊浜SAで例のごとくPさんを拾います。
ようやく風邪の直った私が、この日は車出し担当します。
↑大豊インターを下りて、R439を走りますが、途中のコンビニで食料調達しているときに、近くにレンゲ畑を発見。早速、レンゲ畑付近を散策するPさんとRさん。
早出をしたおかげで、こんな余裕もあります。
赤良木トンネルを抜けるとすぐに登山口の「工石山青少年の家」が見えてきますが、駐車場が使用禁止になってるではないですか。なんでも駐車場の一部が崩落しかかっているとか・・・。
では、どこに駐車しようか?と迷っていると、後の車を見てPさんとRさんが「Gさんだわ」と。掲示板などでは良くお目にかかっているGさんとは、実は7年ほど前の1月の石鎚の雪のトラバース道ですれ違っているのですが、そのときはお互いに顔を良く知らず、ご挨拶もしていませんでした。
↑Gさんと再会を喜ぶPさんとRさん。
私も、やっとご挨拶をすることが出来て嬉しかったです。
登山口には7時20分には着いていましたが、いろいろとお話をしている間に15分ほどがあっという間に過ぎました。
Gさんご夫妻はいつも登山口をかなり早い時間にスタートされるそうで、私たちもこの日は早出したおかげでお会い知ることが出来たようです。
ただ、私たちは三辻~工石と歩きますが、Gさんご夫妻は午後から高知市内に行かれるそうで、工石山のみとか。残念ながら、この後、山でお会いすることはなさそうです。
朝日を受けて、眩しいばかりの黄色で咲いているのは、道路法面で咲いているヤマブキの花。
この後、山支度を整えて、7時40分には歩き始めました。
三辻山登山口へと向かうために車道をまずは歩きます。
赤良木トンネルからまだ南側に15分ほど歩いたところに三辻山の登山口があるのです。
工石山のほうを眺めて指差すRさん・・。
指差す方角には何が見えているかと言えば・・・・
↑アケボノのピンクなのでした。
車道沿いにはタチツボスミレがまだまだ可憐に咲いています。
振り向けば、アケボノのピンクがあんなに・・・・
咲いていることが確認できてから歩けるのは嬉しいですね。
これも大型の木の花だからこそ、ですね。
翻って、車道沿いには、キランソウの大群生です。
去年はこんなに咲いてはなかった・・・
同じ山に同じ時期に訪れても、毎年、何かしら違います。
今年は花が早く、もうツボスミレが咲いています。
ツボスミレはスミレの中では遅く咲くほうなんですけどね。
さすがに南国高知です。
こちらは湿っぽい場所に良く咲くツルカノコソウです。
高知のヤマルリソウは白っぽいのが多いのですが、なるべく青い花を探して写した個体です。
去年は車道沿いでもエイザンスミレをたくさん見ましたが、今年は花が早いらしく、エイザンはかろうじて1株だけ見ました。
7時59分に三辻山登山口到着。
ここからは車道を離れて山道を歩きます。
ここはPさんがトップを歩きます。
何しろ私も、去年、初めてPさんに連れてきてもらった山です。
最初はちょっと薄暗い樹林帯を歩きますが、マルバコンロンソウが咲いていました。
タネツケバナと間違えそうな花ですが、一応、山でしか見かけない花です。
春先はこういった白い小さな花が多くて、10数年も花を見ながら歩いていても、やっぱり戸惑います。
ツルシキミも薄暗い樹林の下を好む花ですね。
この前まで赤い実をつけていたのに、4月ともなると白い花を咲かせています。
朝日が射してきて、まだ早い時間帯ですが、明るくなってきました。
keitann様 こんにちは
記事トップの写真は素晴らしい!
樹幹の暗いところと青空の明るいところの明暗のバランスがお見事です。
それから花の色と空の色の対比も妙味があります。
良い写真が撮れましたね。
エイザンスミレの微妙な優しい色も素敵な出来栄えではないでしょうか。
ヤマルリソウの瑠璃色でない花びらも珍しいかもしれません。
ところで最近はレンゲ畑を見ることがほとんどなくなりましたが、あるところにはあるものですね。
斜面にいっぱいのアケボノツツジも現地でナマに見たらさぞかし壮観でしょうね。
投稿: ぶちょうほう | 2016-05-03 16:19
ぶちょうほう様、こんばんは。
トップ画像、お褒めにあずかりましてありがとうございます。
アケボノツツジは肉眼で見るぶんには綺麗なのですが、撮影するとなると
なかなか難しい花です。
毎年、どう撮れば良いか悩んでいます。
このとき撮影した株はずいぶん大きな株でしたので、下から撮ると幹の黒さが
出て良いかと思いました。大木は下から撮ると、雰囲気が出るようです。
空が青空だったのも良かったです。
エイザンスミレは一週間前に訪れた小田深山出嫌と言うほど、綺麗な株を見て
いたし、このときは見られなくとも仕方なかったぐらいなので、見られただけでも
ラッキーでした。
レンゲ畑…そちらでは珍しいのですか?
四国では、ここ数年、また復活しているようで、香川の県内を走っていても、比較的
目にしますよ。麦畑も多いし、春は車で走っていても景色が良いですよ。
今年のアケボノツツジは当たり年のようだし、花も早いみたいです。
いつかぜひ、ご覧になりにおいで下さい。
投稿: keitann | 2016-05-03 22:43