高知の里山にて、歩いた道沿いで見た花々
この日は約11キロの行程を歩きましたので、いろいろな植物を見ることができました。
いちばん驚いたのは標高わずか200mほどの高さだというのに、ヤマジノホトトギスを何度も見かけたことでした。
香川では少なくとも標高500m以上の山でしか見たことがないと思いました。
↑香川の低山ではまず見かけない環境で咲いていました。
こんなに暑くて、こんなに低い場所に生えるのが不思議で仕方ありません。
伯耆大山や中国山地の標高1000m程度の山でもよく見かけますが、中国地方では7月から咲いていました。
また撮影こそしませんでしたが、この日はツルニンジンも標高100m程度の場所で咲いているのを見ました。夜の気温が下がるのかもしれませんが、昼間は香川の里山よりも相当暑いと思います。だのに、植生豊かというのは不思議ですね。
ナンバンギセルも3か所ほどで見かけました。
こちらはヤブツルアズキでこれも自生のを見たのは3年ぶりぐらいだと思いました。
豆果は線形なので区別がつきますが、花だけだとノアズキと区別が難しいです。
同じく豆の仲間でヤブマメです。
ゲンノショウココは田んぼの畦などいたるところで見かけましたが、この日見たのは赤花ばかりでした。
マメアサガオは帰化商物なので、高知の山里にも帰化植物が入り始めているということでしょうね。
白いノコンギクのような花も見ましたが、これが何というキク科の花なのかは不明です。
今まで見たことがないと思います。
これも最初、なかなか名前が出てきませんでしたが、ヌマダイコンですね。
こちらは香川の山でも見かけるマツカゼソウです。
とはいえ、香川では標高100m程度では見かけないと思うのですが・・。
暑くて標高も低い場所なのに、早くもヤクシソウが咲いていたのも不思議です。
ヒキオコシも花盛りでした。
キツネノマゴの白花。
キツネノマゴは白花の出現率が高いと思います。
いつもなら結構な高山で見かけるケイビランがこんなところで咲くんですね。
花の咲いた跡があります。
イチヤクソウは香川でも低山で見かけることがありますね。
センブリの大株です。
センブリはあちこちで見かけました。
コムラサキが早くも紫色の果実をつけていました。
コムラサキは香川の山ではあまり見かけません。
撮影中は気づきませんでしたが、後で見てみるとアマガエルがいるんですね。
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