« 鉢ヶ森へお手軽紅葉登山に、その5、最後に紅葉を堪能し温泉へ | メイン | 2度目の伊吹島歩き、その2、二等三角点へ »

2016-12-02

2度目の伊吹島歩き、その1、クコの実と花

鉢ヶ森へ行った翌週、ほんとならRさんのトレーニング山行でもう少し高い山に行けていたのですが、私がドジを踏んでしまい、軽い歩きとなってしまいました。

ドジというのはその3日前ぐらいに脚立から落ちてしまい、足首が2日ほど痛かったのです。

伊吹島へ行った当日の11月20日にはもう痛みもなくなり、ほぼ普通に歩けるようになっていたのですが、ハードな山歩きはちょっと無理なので、Pさんにお願いして軽い歩きを考えていただきました。小豆島も良いけど、紅葉の時期の小豆島は混んでいるし・・・

11月に入って瀬戸芸(瀬戸内芸術祭)も終わった伊吹島ならもう静かな島歩きができるでしょうということになりました。

Pb204446

↑伊吹島の集落に迷路のように張り巡らされた路地から眺めた瀬戸内海と小さな畑それに崩れ落ちそうな民家です。

瀬戸内の島は、どこもこんな眺めが見られます。

Pb204246当日は各自別々に伊吹島行きのフェリー乗り場に7時半集合となりました。

5年ほど前に来たことがあるので、港の場所はわかりますが、うっかりと途中でお昼ご飯を調達し忘れました。5年前にも島にはお店がほとんどないからと言われて、港に着く前にえび天などを買って食べたのを思い出しました。でも、お店は5年前にもあったと記憶しているし、最悪、Rさんがパンを分けてくれることに(^_^;

↑すでに船が待っています。

Pb204248

定刻の7時50分、フェリーは出航しました。

荘内半島が東側に見えています。

この1週間後に香川の山仲間で荘内半島を歩く予定なので、山の高さやアップダウンの様子などをついでに観察しました。三崎灯台までは肉眼では見えていません。

Pb204253乗船時間は30分ほどと短いので、すぐに伊吹島が見えてきました。

伊吹島は島全体が小高い丘のような地形をしているのは前回きたときにわかっていました。

Pb204256着岸すると、前回と同じくバイクの音がうるさいです。

坂道の多い伊吹島では島民の足はバイクなんです。

Pb204258行き当たりばったりに歩いた前回と違い、この日は港から時計回りに歩く予定です。

まず見えてきたのは神社でした。

Pb204260

神社の横で咲いているのは今の時期の花でツワブキの花。

Pb204261植えられている畑のジャガイモにも花が咲いていました。

Pb204262

規則正しく停泊している小さな漁船たち。

Pb204265

道は徐々に坂を上っていきますが、赤い実がやたらと目につきます。

Pb204267

この状態を見てわかりました。

「クコ」ですね。

クコなら食べられるので、1粒採取して恐る恐る口に入れます。

甘い味がして、やっぱりクコのようです。

クコは海岸に結構多いですね。

Pb204266伊吹島でシマカンギクを見たのは初めてでした。

島に咲くシマカンギクということで最高ですね。

Pb204269黒い木の実はクスノキの実です。

これは食べられません。

Pb204270金田一春彦さんの歌碑がありました。

Pb204272

少し葉を落とし始めているのはセンダンでこの頃になると果実が目立ちますね。

Pb204275

四国ではミカンが生っているのも珍しくないです。

Pb204279

高台にはヒヨドリバナヶ植えられていました。

どうやら、これでアサギマダラを呼び寄せるようです。

Pb204282

辺りにはいろいろな色合いをしたノブドウ・・・。

Pb204283

すぐ近くには「大きなイス」と書かれたのが立っていました。

どうやら瀬戸芸のアートらしいです。

遠くはなさそうなので下ってみることにしました。

Pb204284

下り始めで見たのはヘクソカズラの実ですね。

Pb204285島遍路があるのか、石仏が2体。

Pb204286

標高50m程度まで登っていたのに、下ってきてしまいました。

Pb204287

先ほど赤い果実を見たというのに、ここでは花がまだ咲いていました。

Pb204290Pさんが瀬戸芸のアート「大きないすのモデルになってくれるようです。

コメント

こんにちは。脚立から落ちたとは、大変でしたね。骨折はなかったようで良かったですね。私も庭木の剪定に時々脚立を使いますが、以前より、少しずつ足元が不安になり始め、かなり用心深く昇り降りするようになりました。歳を感じています。

keitann様 こんにちは
これは大失敗でしたね。お怪我が軽かったようで不幸中の幸いでした。
今回は外を歩き始められて、何とか回復が近そうで、ほっとしました。
冬の島巡りは、(小生なら)海さえ穏やかなら一番やってみたいことですね。
山地はアプローチの段階で路面凍結とか厄介な要素を背負い込みますからね。

最後の画ではオブジェの前に立つPさんの日陰が見えていませんので、お天気が変化する一日のようでしたね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

私自身がバランスを崩したわけではなく、最初にマキの木に脚立を梯子状にして
立てかけるときに立てかけ方が悪かったようです。身を乗り出して剪定していたら
脚立がぐらりと動いたのでどうしようもなく落下でした(^_^;
でも、その後も普通に庭掃除をし、買い物に行き、夕食を作り、夕食を食べ終わって
立ち上がろうとしたら足首が痛くなってました。
でも湿布を貼って一晩寝たらかなりましになりました。
骨折などしていたら、直ぐに動くなんてことはできないでしょうから、ただの打撲
とは思ってました。
その後も剪定は続けていて、生け垣も終わり、後は裏のマツぐらいですかね。
5m越えの木が多いので時間がかかります。

ぶちょうほう様、こんばんは。

ほんと大失敗でした。
脚立を立てるときは足場がしっかりしているか確かめないといけませんね。

脚立から落ちた翌日に今年の忘年山行の幹事をしていたもので、ほんとは
歩くコースの下見歩きを少しするつもりでしたが、さすがに歩きはパスして
バスの停留所や登山口の確認だけにとどめました。
おかげさまで11月26日の忘年山行では特に不具合もなく歩くことができました。
晩秋から早春にかけての瀬戸内の島めぐりはほんとにのどかで良いものです。
香川県はまり高い山はありませんが標高500m前後の里山が多く、島の山も
多いので、冬場の歩きにはもってこいです。歩くついでに美味しいうどん屋さん
などもセットで楽しむと一石二鳥なんです。
伊吹島は薄日が差したり曇ったりというところだったので高い山には行かなくて
正解だったようです。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ